三菱耕耘機CT701をヘッドに持つ四駆の運搬車?「撮ってもらって撮りトラ」

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今日はTさんに撮ってもらった写真で三菱耕耘機CT701「撮ってもらって撮りトラ」です。(いつも色々教えていただきありがとうございます!)

よく見ると、ちゃんと荷台に付いている車輪も駆動輪。このタイプの運搬車は皆そうですけど、屈曲部に人を介したアーティキュレート式四駆とも言えるシステムなのでした。おまけに運輸省型式認定番号もわかりました。

アーティキュレート式とはWikipediaに

一般的な自動車と同様に、前輪で舵をとるものをリジッドフレーム式といい、フレーム(車体)自体が屈曲して舵をとるものをアーティキュレート(関節)式という。 アーティキュレート式は関節部がねじれ方向の動き(ローリング)に対応することで、不整地でもタイヤが浮くことが無く、高い走破性を確保している。

ウィキペディアより

不整地にぴったりの方式なんですね。ということは農機にもきっと合うはずです。

これがその三菱CT701付き四駆運搬車です。スッキリとしていて美しい!幅狭の背もたれのついた四角い運転席(精一杯のおもてなしという感じ!)がユニークです。ちょっと手を入れたら動きそうです。
これがその三菱CT701付き四駆運搬車です。スッキリとしていて美しい!幅狭の背もたれのついた四角い運転席(精一杯のおもてなしという感じ!)がユニークです。ちょっと手を入れたら動きそうです。

以前CT701/CT601のカタログを紹介していました

木立の陰からきれいに耕された畑を見る構図。影の落ちた暗い部分に耕耘機の写真をはめ込んでいます。どちらかといえばイメージ先行の作りで、広い畑からは「余裕の耕うん能力に使いやすさをプラス」というコピーを視覚的に補強しています。
木立の陰からきれいに耕された畑を見る構図。影の落ちた暗い部分に耕耘機の写真をはめ込んでいます。どちらかといえばイメージ先行の作りで、広い畑からは「余裕の耕うん能力に使いやすさをプラス」というコピーを視覚的に補強しています。

このカタログでは青ベースですが、写真の機体は赤ベースです。赤の商品もあったのですね。こちらのほうが古そうです。
CT701のカタログ記事はこちら。

後輪駆動部分を見てみましょう

ちゃんとデファレンシャルギアがあり、動力を前方から後方に送るプロペラシャフトが中央を貫いています。たくさん重い荷物を積めそうな板バネが後軸を支えています。
ちゃんとデファレンシャルギアがあり、動力を前方から後方に送るプロペラシャフトが中央を貫いています。たくさん重い荷物を積めそうな板バネが後軸を支えています。
そのプロペラシャフトはこのギアボックスにに繋がっています。
そのプロペラシャフトはこのギアボックスにに繋がっています。
ああ、左足を踏むとこのベルトを押えてテンションが掛かり、後輪に力を伝えるようになっているのかもしれませんね。右足はブレーキ?色々レバーが付いていて運転操作、難しそうです。
ああ、左足を踏むとこのベルトを押えてテンションが掛かり、後輪に力を伝えるようになっているのかもしれませんね。右足はブレーキ?色々レバーが付いていて運転操作、難しそうです。
ステキな荷台です。きっとフェンダーも兼ねているであろう、この外に跳ね出した板はパッセンジャーの座席にもなりましたよね? しっかりとした良い作りです。
ステキな荷台です。きっとフェンダーも兼ねているであろう、この外に跳ね出した板はパッセンジャーの座席にもなりましたよね? しっかりとした良い作りです。
ヘッド部分です。CT701と書いてありますね。これを見ると荷台部分、ベルトを外してピンを抜けばすぐに取り外せそうです。道具やアタッチメントを積んで畑に出かけて、そこで農作業だってできそう・・・よくできているなぁ。
ヘッド部分です。CT701と書いてありますね。これを見ると荷台部分、ベルトを外してピンを抜けばすぐに取り外せそうです。道具やアタッチメントを積んで畑に出かけて、そこで農作業だってできそう・・・よくできているなぁ。
大事な運輸省型式認定番号はゾロ目の農888号 小形特自動車 運輸省型式認定番号 農888号 三菱CT601型
大事な運輸省型式認定番号はゾロ目の農888号

小形特自動車
運輸省型式認定番号 農888号
三菱CT601型

あれれ???ボディサイドにはCT701と書いてありましたが、銘板はCT601です。

うーーーん・・・一応ここから先はCT601ということで・・・(少なくともCT601が農888号なのは間違いなさそう)

あれあれあれ???その上の安全鑑定のシールにはN0102059三菱CT701と書かれています。

一体どういうこと???(少なくともCT701がNO102059なのは間違いなさそう)なぜこうなっているのかは全くわかりません。

とにかくシートに記入します

1975年と1974年の境あたりに位置しています。農892の三菱D3000が青いことを考えると、1974年のもののように思えます。
1975年と1974年の境あたりに位置しています。農892の三菱D3000が青いことを考えると、1974年のもののように思えます。

運輸省型式認定番号一覧表のほうも直しましたので確認してみてください。

それではまた明日!

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“三菱耕耘機CT701をヘッドに持つ四駆の運搬車?「撮ってもらって撮りトラ」” への1件の返信

  1. こんにちは。

    601を改良して701になったのだと推察します。
    改良型なので検査は型式毎に受け、公道を走る認定番号は以前と車両の形が変わらない等の理由で更新してないのではないでしょうか?

    ホンダのF190なんかも、運輸認定番号は先代機の150のままだったりしてました。

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