1964年型式認定野田NE型耕運機「朝1分の農機考古学」

野田産業の野田NE型です。資料にあった住所は香川県高松市瓦町一丁目二の二で、Googleで確認してみると現在では耕運機を作っていたとは思えないような地帯でビルが立ち並んでいます。運輸省型式認定の資料では60年代に結構野田の耕運機が登録されていて、1977年にはコンバインも登録されています。しかし、それ以降野田の農機の型式認定は確認できません。
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今朝の朝1分の農機考古学『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズはKさんに送っていただいた、香川県高松市にあった野田産業株式会社の1964年型式認定野田NE型耕運機です。状態も良く運輸省型式認定番号銘板もあり、大変貴重な写真をありがとうございました!

野田産業の野田NE型です。資料にあった住所は香川県高松市瓦町一丁目二の二で、Googleで確認してみると現在では耕運機を作っていたとは思えないような地帯でビルが立ち並んでいます。運輸省型式認定の資料では60年代に結構野田の耕運機が登録されていて、1977年にはコンバインも登録されています。しかし、それ以降野田の農機の型式認定は確認できません。
野田産業の野田NE型です。1964年の型式認定ですがとても状態が良さそうです。塗装もオリジナルっぽいですし、ツヤさえあります。

運輸省型式資料にあった住所は香川県高松市瓦町一丁目二の二で、Googleで確認してみると耕運機を作っていたとは思えないような地帯・・・今ではビルが立ち並んでいます。運輸省型式認定の資料には60年代に結構野田の耕運機が登録されていて、1977年にはコンバインも登録されています。しかし、それ以降野田の農機の型式認定は確認できません。
ノダトラクタNEとあります。金属の銘板はやっぱりいいですね!名前がシンプルなのもいいです。色々シンプルなのは古い証です。
ノダトラクタNEとあります。金属の銘板はやっぱりいいですね!名前がシンプルなのもいいです。色々シンプルなのは古い証です。
運輸省型式認定の資料ではエンジンが5BC型377ccとなっているのですが実際に搭載されているエンジンはDC57B型402ccのようです。もしかしたら改良型かもしれません。運輸省型式は最初の仕様で認定されるのでモデルチェンジされたりしても新たに取り直さない限り運輸省型式としてはそのままです。
運輸省型式認定の資料ではエンジンが5BC型377ccとなっているのですが実際に搭載されているエンジンはDC57B型402ccのようです。もしかしたら改良型かもしれません。運輸省型式は最初の仕様で認定されるので、モデルチェンジされたりしても新たに取り直さない限り運輸省型式としてはそのままです。
当時も今もそれほど重要視されていないので(認定を受けてさえいれば公道を走れるので表示する必要性がそれほどないためと思われます)大変貴重な運輸省型式認定番号銘板。小型特殊自動車運輸省型式認定番号農425号野田NE型とあります。
当時も今もそれほど重要視されていないので(認定を受けてさえいれば公道を走れるので表示する必要性がそれほどないためと思われます)大変貴重な運輸省型式認定番号銘板。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農425号
野田 NE型

とあります。
シートに記入します。数字の抜けは多いですが、現存する機体も多く60年選手は頑張っています。それにしてもNE型の運輸省型式認定番号銘板はピカイチで綺麗ですね!
シートに記入します。数字の抜けは多いですが、現存する機体も多く60年選手は頑張っています。それにしてもNE型の運輸省型式認定番号銘板はピカイチで綺麗ですね!

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

七月はちょっと忙しいです。今日はこれで失礼してまた明日!