同業他社がたくさんある場合に、農業機械はユーザーからは同じように見えてしまいます。(例えば田植機だったら「苗を植える機械」なので、同じような形になるのは仕方ないです。)
そこでその機械とメーカーを回りに印象づけようと考えられたのが、機械の型式、名前とは別につけられた「愛称」でした。
昨日はあまりうまく書けなかったので、今日はその続きです。
田植機の「さなえ」

それは「機械に人の名前を付け、具体的な顔としてイメージキャラクターを立てる」という、一種の発明だったのだと思います。
その成功体験が次の愛称に繋がったのではないでしょうか?
ヰセキコンバイン「太郎」

「太郎は父さんの超特急」というコピー、好きです。商品より子供の遊んでいるのが前・・・というのもいいですよね! 以前見た「商品よりあまり関係のないレーシングカーが前」というカタログにも通じます。
耕うん機の「大作」
イセキのお名前は田植機とトラクターが有名だと思うのですが、この、「さなえ」「太郎」「大作」が初期のお名前トリオなのだと思います。
この後にトラクターに愛称が付けられたと思う理由は下の写真から来ています。
“イセキは愛称のトップランナー「さなえ」「太郎」「小太郎」「大作」「耕太」「耕二」” の続きを読む