運輸省型式認定番号が判明!1977年生まれ、栗林の三菱D2050FD「おうちで撮りトラ」

ウエイトがハの字になるのはハンガーに角度が付いているからかも・・・いつもお目にかかるのは3つ均等に並んでいるタイプなので新鮮です。小さなトラクターなので、2つで足りるということなのでしょうか?

今日はいつもお世話になっている伊藤産機さんが送ってくれた、三菱トラクターD2050FD「おうちで撮りトラ」です。

いやー・・・出かけなくても結構あちこちのトラクターを見て歩けるものですね!感動してしまいます。

三菱トラクターD2050FDです。緑に囲まれて非常に気持よさそう。1977年生まれですから御歳43歳。コンディションも良さそうです。まだまだ現役といった雰囲気。つぶらな瞳がかわいらしい・・・ハの字に開いたウエイトと下に落ちている栗もいい感じです。
三菱トラクターD2050FDです。緑に囲まれて非常に気持よさげ。1977年生まれですから御歳43歳。でもコンディションは働くクルマとして上々で、ちょうどよい艶消し具合。まだまだ現役といった雰囲気ですよね? つぶらな瞳がかわいらしい・・・ハの字に開いたウエイトと下に落ちている栗もいい感じです。
D2050は以前カタログを紹介していましたが、見るのは初めてです。D2050は4気筒エンジンで、このときはD1650(16.5馬力)まで4気筒エンジンを載せていたんですね!
伊藤さん、僕の注目ポイントをちゃんと押えていてくれました。
伊藤さん、僕の注目ポイントをちゃんと押えていてくれました。
小形特殊自動車 運輸省型式認定番号 農1181号 三菱M79A型 三菱やイセキはカタログや皆が認識している商品名と、公に登録している名前が違うのでこのような情報は大変ありがたいです。是非これを集めてソートして、どの時代にどんなトラクターが存在したか、メーカーを越えて全体を俯瞰してみたいと思っているんです。
小形特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1181号
三菱M79A型

三菱やイセキはカタログや皆が認識している商品名と公に登録している名前が違うので、このような情報は大変ありがたいです。是非これを集めてソートし、どの時代にどんなトラクターが存在したか、メーカーを越えて全体を俯瞰してみたいと思っているんです。
実際に落とし込んでみると、三菱D2050FDはイセキTS3110シバウラSU1540サトーST3240などと同級生。FORDF130/134/1500などの2コ先輩にあたります。イセキも三菱もかなり個性的な顔をしていますが、シバウラのデザインは1歩先を行っていますね。
実際に落とし込んでみると・・・三菱D2050FDはイセキTS3110シバウラSU1540サトーST3240などと同級生。FORDF130/134/1500などの2コ先輩にあたります。(と、まあ横断的に当時のトラクターシーンが見られて楽しいわけです)

イセキも三菱もかなり個性的な顔をしていますが、シバウラのデザインは1歩先を行っていますね。(クリックすると大きめの画像が見られると思います)
マフラーのウェザーキャップには巨大な蚊取り線香の新しめの缶。栗林には蚊が多いとみえます。 横から見るとずいぶん出目金なんですね。かなり飛び出しています。なんだかnewマイサンの顔がハマりそう。
マフラーのウェザーキャップには巨大な蚊取り線香の新しめの缶。栗林には蚊が多いとみえます。

横から見るとずいぶん出目金なんですね。かなり飛び出しています。なんだかnewマイサンの顔がハマりそう。
またイーグルチェンジか?と思い比べてみると・・・
三菱トラクターMTE2000D
無理やりハメればハマりそうですけど、全く違う別設計のエンジンフードでした。
D2050FDに戻ります。顔だけ白く、僕がホネホネさんと呼んでいる特徴的な顔。状態はとてもいいですし、三菱マークの赤もちゃんと残っています。
D2050FDに戻ります。顔だけ白く、僕がホネホネさんと呼んでいる特徴的な顔。状態はとてもいいですし、三菱マークの赤もちゃんと残っています。
MITSUBISHI tractor D2650FD 三菱トラクターD2650FD 形式名MT2600D
D2650のホネホネさん。
佐藤造機のST3240です。年式は後に触れるとして、三菱でいうとD3250FDにあたります。三菱が四駆をFDと称しているのに対し、佐藤は末尾40を四駆としているようです。
佐藤造機のST3240はグレーのホネホネさん
ずいぶん脱線してしまいました。D4000FDに戻ります。フロントはブルトラや初期のL形のような球体関節なんですね。操舵のリンクは複雑そうです。
D4000FDのホネホネさん。
佐藤造機(三菱農機)のSATO TRACTOR ST-4000 サトートラクターST-4000のカタログ。2084ccで40PS
佐藤造機(三菱農機)のサトートラクターST-4000のカタログ。2084ccで40PS。サトーのホネホネさんはグレーじゃなくてシルバーなのかな?
脱線してしまいました。D2050FDに再び戻ります。どこもかしこもきれいですね。
脱線してしまいました。D2050FDに再び戻ります。どこもかしこもきれいですね。
色を塗り直したのですかねえ・・・ずいぶんきれいです。後ろに筒状のブラケットが付いています。当初屋根などが付いていたのでしょうか?
色を塗り直したのですかねえ・・・ずいぶんきれいです。後ろに筒状のブラケットが付いています。当初屋根などが付いていたのでしょうか?
ウエイトがハの字になるのはハンガーに角度が付いているからかも・・・いつもお目にかかるのは3つ均等に並んでいるタイプなので新鮮です。小さなトラクターなので、2つで足りるということなのでしょうか?
ウエイトがハの字になるのはハンガーに角度が付いているからかも・・・いつもお目にかかるのは3つ均等に並んでいるタイプなので新鮮です。小さなトラクターなので、2つで足りるということなのでしょうか?
特にこの位置で固定している・・・というわけではなく、ここに掛けると自然とそうなっちゃうみたいです。
D2500ですけどこんな感じです。おもりは一緒。三菱タイプですね。

写真はこれで終わりですが、何とも締まりのない状態に・・・

今日はこんなところです。また明日!

三菱農業機械1985年のカタログ続き。SUPERマイサンは一番下のパルシード。

不思議なのはsuperマイサンです。顔はマイサン。しかし、型番がMTEと「E」が付いています。これちょっと今から考察してみましょう。

今日もクボタ教のNさんに送ってもらった、1985年の三菱農業カタログ、昔のカタログシリーズ続きです。newマイサン、superマイサンから始めます。

newマイサンMT1601Dです。マイサンも末尾01シリーズなんですね。マイサンとパルシード、どうも同じラインナップの中のクラス分けみたいです。マイサンmy sonでしょうから、小形クラスの顔をちょっとかわいらしくしてそれっぽく見せているのでしょう。
newマイサンMT1601Dです。マイサンも末尾01シリーズなんですね。マイサンとパルシード、どうも同じラインナップの中のクラス分けみたいです。マイサン=my sonでしょうから、小形クラスの顔をちょっとかわいらしくしてそれっぽく見せているのでしょう。
MT1401Dもnewマイサン。末尾01シリーズの大きな括りの中にマイサンとパルシードが存在していたことがこれではっきりしました。
不思議なのはsuperマイサンです。顔はマイサン。しかし、型番がMTEと「E」が付いています。これちょっと今から考察してみましょう。
不思議なのはsuperマイサンです。顔はマイサン。しかし、型番がMTEと「E」が付いています。これちょっと今から考察してみましょう。
小さいクラスの一番上と上のクラスの下のほう・・・きっと今でもその境界線の引き方は苦労していますよね?マイサンとパルシードの境目はどのように処理されていたのでしょう・・・

なぜMTE2000DにEが付いているのか

このsuperマイサンだけ末尾01じゃありません。さらに型番にMTEと「E」が付いて完全に仲間はずれ・・・どうしてでしょう。

スペックシートを見ればすぐにわかるのですが、どうもマイサンの一番大きなヤツと、パルシードの一番小さなヤツは一緒みたいです。これでは型番がかぶってしまいます。
スペックシートを見ればすぐにわかるのですが、どうもマイサンの一番大きなヤツと、パルシードの一番小さなヤツは馬力が一緒みたいです。これでは型番がかぶってしまいます。

そのため、MTE2000だけは末尾が00にしたに違いありません。さらにその影響は上位のパルシードにも及んでいて、MT2001だけMT2001X、もしくはMT2001DXと「X」が末尾についています。

完全な僕の想像ですけど、MTE2000はsuperマイサンと、マイサンを越えた存在ではありますけど、上位クラスのパルシードより値段が高いということは無いはずです。

ということは上位のパルシードMT2001Xと同じ馬力だけど安い。つまりエコノミーの「E」をつけたのではないでしょうか?

つまり、パルシードより1つ数の少ない2000番を背負わせて、エコノミーの「E」をつけたのがsuperマイサンMTE2000/MTE2000Dというわけです。

一方、パルシード最下層MT2001のほうは下位クラスに追いつかれ、どうにか違いを生みださねばなりません。

字面だけでもどうにかしようとデラックスの「X」をつけてMT2001X/MT2001DXにしたというのが僕の案です。どうでしょうか?

結論の出ない妄想に時間を使ってしまいました。先に行きます。耕耘機や田植機が並んでいます。相互カタログですから一部のピックアップになっていて見るべきところは少ないかなぁ。
結論の出ない妄想に時間を使ってしまいました。先に行きます。耕耘機や田植機が並んでいます。総合カタログですから一部のピックアップになっていて見るべきところは少ないかなぁ。
1980年代のカタログは各社賑やかですね。どこの会社もトラクターは数馬力刻みでフルラインナップ。製品も甲乙付け難い状況となり、ついにはおねえさん勝負、カタログのアイディア勝負となった感があります。
もちろん、総合カタログですからコンバインも載っています。ブレてしまっていて細かいところが確認できないのが残念!
もちろん、総合カタログですからコンバインも載っています。ブレてしまっていて細かいところが確認できないのが残念!コンバインは「レセルダ」ということはわかります。
ものすごくメカメカしいコンバインだった・・・というのは知ってます。
その硬派なメカとは裏腹に、カタログはやはりおねえさん勝負。僕はこのころ「レゼルダ」と「セ」に点々の「ゼ」に名前を勘違いしてますね。

情報が増えると色々な疑問が解決していきます。解決もしますが新たな疑問も生まれますけど。

今日はこんなところです。また明日!