1960年型式認定井関KFG型「朝1分の農機考古学」

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毎日ネットの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はいつもお世話になっているTさん(いつもありがとうございます!)が、Kさん宅で取材、写真を撮って送ってくれた、イセキ耕耘機KFG型です。ロータリーがスライドするという、珍しい機構を持った耕耘機なのでした。

ヰセキの耕耘機KFG型です。に各部のRが鉄板が厚言っていう雰囲気を醸し出しています。実際はどうだかわかりませんけど。とにかく「長持ちしそう!」って感じがします。手でピカピカに磨かれた燃料コックもいいですね!
ヰセキの耕耘機KFG型です。に各部のRが鉄板が厚言っていう雰囲気を醸し出しています。実際はどうだかわかりませんけど。とにかく「長持ちしそう!」って感じがします。手でピカピカに磨かれた燃料コックもいいですね!
エンジンの様々な角が磨かれて地膚が出ているのがたまらないです。そういえば昔、一眼レフを買った時、こういう感じを出したくて毎日のように角をGパンで擦っていたっけ。その時は真鍮の地が出てくると思っていたのですけど、プラスチックの下地が出てきてがっかりしたもんです。
エンジンの様々な角が磨かれて地膚が出ているのがたまらないです。そういえば昔、一眼レフを買った時、こういう感じを出したくて毎日のように角をGパンで擦っていたっけ・・・真鍮の地が出てくると楽しみにしていたら、プラスチックの下地が出てきてがっかりしたもんです。やっぱり金属ですよねー。
Tさん、ちゃんとライトを押さえてくれています。しかし、残念ながら無銘の感じ。
Tさん、ちゃんとライトを押さえてくれています。しかし、残念ながら無銘の感じ。
これがロータリースライド機構(だと思うのですけど・・・)そうだとしたら、10センチとか15センチくらい動きますかね?何に使えるかなぁ・・・タイヤの跡けしとか???
これがロータリースライド機構(だと思うのですけど・・・)そうだとしたら、10センチとか15センチくらい動きますかね?何に使えるかなぁ・・・タイヤの跡けしとか???
サイドドライブみたいです。
サイドドライブみたいです。
エンジンはヤンマーNT85Kが載ってます。
エンジンはヤンマーNT85Kが載ってます。
2年ほど前に見つけたものはNT95K型エンジンが載っていました。今回、資料と付き合わせてわかったことは、認定自体はニッコク5Cエンジン搭載で受けていたということです。
運輸省型式認定としてはKFG型ですが、商品の名前としてはKFG54Aというものだったようです。
運輸省型式認定の名としてはKFG型ですが、商品の名前としてはKFG54Aだったようです。
国営検査の代わりなのか、いつの頃からか検査合格商標は農林省が冠になっています。1958年ということなので、運輸省型式認定と2年ほどのズレがあります。1950年代後半から1960年代にかけては、このズレがある商品が結構あります。機械としての検査制度が先にあって、その後運輸省型式認定の制度ができたのでしょうね。でも、この運輸省型式認定も1956年からあるんだけどなぁ・・・ま、大らかな時代だったのでしょう。
国営検査の代わりなのか、いつの頃からか検査合格商標は農林省が冠になっています。1958年ということなので、運輸省型式認定と2年ほどのズレがあります。1950年代後半から1960年代にかけては、このズレがある商品が結構あります。機械としての検査制度が先にあって、その後運輸省型式認定の制度ができたのでしょうね。でも、この運輸省型式認定も1956年からあるんだけどなぁ・・・ま、大らかな時代だったのでしょう。
さて、Tさん、大事な運輸省型式認定番号銘板も当然探し出してくれています。金属製で重厚です。軽自動車運輸省型式認定番号農235号井関KFG型とあります。手元の資料では1960年12月26日認定です。
さて、Tさん、大事な運輸省型式認定番号銘板も当然探し出してくれています。金属製で重厚。

軽自動車
運輸省型式認定番号 農235号
井関 KFG型

とあります。手元の資料では1960年12月26日認定です。
シートに記入します。この番号収集を始めた頃は、200番台など見つかる気がしませんでした。
シートに記入します。この番号収集を始めた頃は、200番台など見つかる気がしませんでした。それが今は探す「目」が育てられたのか、このように結構集められています。もちろん、Tさんのように写真を寄せてくれる人がいるというのが大きいのですが・・・

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

もうこんな時間!今日はここまでです。それではまた明日!

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