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今日はUさん、Shioikaさんに教えていただいた、某オークションのヰセキ耕耘機KB501型です。それによって、僕の最大の関心事運輸省型式認定番号が判明したのでそのお知らせです。
なんと貴重な200番台の『農229号』(329の可能性あり)でした。軽自動車カテゴリーです。ただ、この型は1960(昭和35)年に発売されたことが社史からわかっているので、後々確定できると思います。
消えないうちにスクリーンショット
![なんと今日終了のオークションです。興味のある方はどうぞ!本来ならばカバーがかかっているために見えないはずのシリンダーが見えています。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/iseki_KB501_KF51-7-504x299.jpg)
![959年に発表された、ホンダの画期的なワンボディ耕耘機F150に揺れたヰセキが、ワンボディ耕耘機用に川崎航空機と提携して作ったKF51型空冷ガソリン単気筒280cc、5-7馬力エンジンが乗っています。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/iseki_KB501_KF51-5-504x299.jpg)
![銘板です。KB501型。運輸省型式認定番号は軽自動車登録で農229号と見えるのですが、ハッキリとわかる真ん中の数字「2」に対して頭の数字が微妙です。2に見えますけど、中央の「2」の書体と違います。もしかしたら「3」の可能性もあります。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/iseki_KB501_KF51-9-504x896.jpg)
![](https://i0.wp.com/oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/meiban_KB501.jpg?ssl=1)
![](https://i2.wp.com/oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/meiban_KF850.jpg?ssl=1)
![少し番号から離れます。クラッチハウジングでしょうか?丸く飛び出した部分がかわいいです。この部分がもしかしたら話題になっているのかもしれませんが、好評を博したと言う、KBシリーズについて「井関農機60年史」にこのようなくだりがあります。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/iseki_KB501_KF51-1-504x299.jpg)
しかし、従来の機種に比べて構造を一新した機種であっただけに、両機ともたびたびクレームが発生した。特にKF850型はエンジン、KB500型はエンジン、クラッチなどに問題が起こり、その解決に苦労した。したがって両機とも改良型が開発され、35年にはKF850型に3形式(KF850-48型、同54型、KF851型)、KB500型に2型式(KB501型、KB502型)が誕生、これら改良型を合わせた36年3月までの生産実績は、KF850型が6960台、KB500型が2万6990台に達している。
「井関農機60年史」117p
とあります。KB501型は1960年生まれでした。このかわいらしいクラッチは改良されての形かもしれませんね!
シートに記入します
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
残りの写真も保全しておきます
すみません。ここのところ締め切りがきつく、駆け足になってしまいました。明日はこのヰセキの耕耘機、KB500シリーズの周辺情報の予定です。
それではまた明日!