今日は中古車屋さんで見た、昭和40年(1965年)生まれ、クボタL20と昭和38年(1963年)生まれ、クボタL27R「撮りトラ」(銘板とエンジンフードの写真しかありませんが)です。それだけではつまらないので、その断片的なピースを組み合せ、クボタ最初の本格的トラクターラインナップL2ケタシリーズを自分の写真で完成させてみました。
生まれた順に並べてみます。
昭和37年(1962年)L12型
昭和37年(1962年)L15R型
昭和38年(1963年)L27R型
これは以前紹介したクボタL27Rのカタログメインビジュアル。長いテキストもそっくり書き写してみます。
水田作業ができます
車軸、ロータリ爪軸、ブレーキなどは完全密閉で、水やゴミ、ホコリの入る心配がありません。
特許のストレーク車輪、整地板を装備すれば、代かきも楽に行え、体が汚れません。
軽量、高出力で、車輪幅より広いロータリ幅(5.2尺)で、タイヤ跡を残さず、能率よく水田作業ができます。3段変速できる動力取出軸
動力取出軸(PTO)は3段に変速できますから、作業機の利用範囲が広く、有効に活用できます。同様にロータリ回転爪も3段に変速できますから、最適の耕うん、砕土ができます。
強力な油圧装置
油圧ポンプは、エンジンから直接ベルト駆動していますから、トラクタが停止している時でも、クラッチを踏んでいるときでも、エンジンが回転しているかぎり、作業機の昇降ができます。
油圧オイルタンク内には、100メッシュの非常にこまかいこし網とマグネットがつけてありますから、常にきれいなオイルをポンプに送り、ポンプの消耗を少なくしています。
○○作業に便利な足廻り
地上高が高いので、湿田や畑作管理作業に高性能を発揮します。
ホイールベース(軸距)が、1,536ミリですから小廻りがきき、枕地も短くできますので作業能率が上がります。
ホイールトレッド(輪距)は、前輪1,110ミリ〜1,362ミリ後輪1,100ミリ〜1,500ミリまで、適当な間隔に細かく調整できますからあらゆる作業に適します。
大径車輪を使用していますから、付加ウェイトが多量に簡単に取付けられ、プラウ耕をはじめ、あらゆる牽引作業に高性能を発揮します。
左右独立のブレーキによって片側の車輪を止め、それを中心に一点旋回できます。回転半径は、わずか2.1メートルで、隣接耕うんができますから、狭い水田でも能率よく作業がはかどります。
その他
車種は小型特殊自動車ですから軽自動車免許で乗れます。車検がなく、保険、税金なども安くつきますので経済的です。
昭和40年(1965年)L20型
昭和41年(1966年)L13型
最後は昭和42年(1967年)L35R型
不完全ですが、とりあえずこれでL2ケタシリーズのコンプリートです。
今日はこんなところです。また明日!
中川さん
おはようございます
1965年型式認定のL20・・・
https://oba-shima.mito-city.com/2022/01/05/1965_kubota_tractor_l20/
すごいですね!現役ですか!!
はじめまして
L20で田んぼやってます。