今日はちょっと前に「キャビンがタイヤの間にあるのでは?問題」が僕の中で話題になった、第34回国際農業機械展in帯広で見た、クラース・トラクター ARION 550「撮りトラ」続きです。
CLAAS ARION 550はデータシートによると、DPS 4気筒 ターボ・インタークーラー・ディーゼル4525cc 定格158馬力 最大163馬力とあります。このDPS、以前Arion 540/620/640を見た時に、DEUTZ Power Systemsの略なのか、John Deere Power Systems’ (JDPS)なのか、わからなかったのですが、前回のCLAAS ARION 650の時に一番スペックに近いJDPS(ジョンディア)の PowerTech PVXに落ち着いたので今回もそういうことにしておきます。
CLAAS ARION 550もこれで4回目・・・4回目ともなると写真も残り物的になってしまい、どうしても新鮮な驚きというものがなくなってしまいます。
窓ガラスに貼ってある行き先票です。行き先はJPTMK・・・ということは日本の苫小牧重さは8.560kg(重い!!)
確かに大きなトラクターですから、段ボールに入れて・・・というわけにいきませんよねぇ・・・こうやって窓ガラスに伝票を貼って送り出すんですね!
とにかくこのシリーズの中では特に気に入っているのがこのシルバーのヒートガード。アクセントになっていますし、それがカッコいいです。
アクセントというよりは主役級に目立っています。
不思議な模様の入った補助灯?はCOBO製。COBOといえばマッセイファーガソンMF290で初めて確認したイタリア生まれの会社・・・詳しくはリンクで確認してくださいね!
テールランプです。独特な形をしていますよね? アケビの実の中身みたいです。
下の外部油圧操作ボタンも含めて・・・気に入ったので何枚か撮っています。
テールランプの銀色の丸部分を拡大してみると・・・メーカーはHELLAですね!そしてその銀色の置くの白い四角の中心・・・ケシの実よりさらに小さいくらいの赤い点・・・これがLEDですか!!!すごい技術です。
若草色と白の組合わせ。
燃料タンクの給油口は左側。表に見えている部分は薄々です。そして尿素タンクの給油口はステップの間に・・・
以前見たClaas Arion 640です。尿素タンクの給油口がありませんね。それから表に見えているタンク部分は ARION 550より厚みがあります。
こちらは以前見たClaas Arion 540 尿素タンクの給油口がありませんが、燃料タンクの形状は同じ形みたいです。
これはARION 550についていたモアのシャフトブーツだったでしょうか・・・何か発見できるかと思ったのですが、何も見つけられませんでした。
お気に入りだけど残りものの写真
タイヤはMITAS
このロゴです。
1933年、チェコで創業の会社のようですが、詳しいことがわかりません。バイクや自転車のタイヤも作っているんですね!
ついでに ARION 550で見つけた部品メーカーのおさらいです。これはヘッドランプとテールライト担当、言わずと知れたHELLA
作業灯はCOBO。http://www.cobo-group.com/
COBO社のロゴ
付いていたモアはフェラヴェルケというドイツの会社です。Wikipediaによると、この1918年創立の農業機械製造会社は2011年に売却され現在AGCO傘下に入っているようです。
そのモアに付いていたストップランプを作っていたのは、2006年にトレーラー部品の会社として創業のSANUBEという会社です。
こんなロゴです。どちらかというとトラック関係のメーカーなのでしょう。
そしてリンクまわりの鋳物部品はCBM。「CBM Group」イタリア・モデナの会社です。それ以外はよくわかりませんでした。
こんなロゴです。
今日のところはこんな感じです。また明日!
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