週末になるとどうも休みのような気がしてしまう・・・ジョンディアJD3010・・・「撮りトラ@土の館」
別に勤めているわけではないので土日が休みというわけではないのですが、まわりが休みなのでどうにもスタートが遅くなってしまいます。
僕は背景に休みの雰囲気を感じながら、休みのような気分でダラダラ仕事をすることを「借景」に例えて「借休(しゃっきゅう)」と呼んでいます。
というわけで、こちらもダラダラと力の抜けた感じで行ってみます。
今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、ジョンディアトラクター、JD3010「撮り虎」です。
何だかアロワナみたいですねえ・・・
アロワナは淡水域に生息する魚のうちでも大型に成長する種類のものが多く知られている古代魚で、食性は主に肉食(小型の魚類・昆虫などを捕食する)だが、飼育環境下での性質は穏やかで、また飼育方法も確立されていることからペット(アクアリウム用観賞魚)として人気がある。
小型魚を丸呑みするために下あごがせり出したような大きく開く口が特徴的で、水面より上にいる虫にとびつき捕食することが出来る。
ですって!

tractordata.comによればJD3010は1961年から1963年にかけてアイオワのウォータールもしくはメキシコの工場で作られ、エンジンは4気筒4.2Lディーゼル61馬力/2200rpm。LPガスエンジンのラインナップもあったそうです。
DSは『今度は前が後ろで前向き、ランツオールドックA1806・・・「撮りトラ@土の館」』の時に発見した、株式会社ドーワの製品じゃないですか!
シンプルなトラクターメーターもいいですが、こういう飛行機のコックピットみたいなのもいいですね。
調べてみると1905年創業の由緒ある会社でした。スチュワート・ワーナーは車両機器の会社として始まり、なんとT型フォードにその速度計が採用されていたそうです。

ただ、現在はやはり再編の波に飲み込まれてしまったようで紆余曲折を経て2006年にMaximateccという名前になってしまったようです。(ここらへんはゴチャゴチャしてよくわかりません。いずれにせよメインストリームではなかったようです。)
SWに羽根のついたロゴ、かっこいいですね! アメリカ製のジョンディア、機器類は今まで見なかったものがたくさん出てきそうです。
続きます。
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2016年3月5日 8:38 AM | カテゴリー:スガノ農機「土の館」トラクタ博物館, 農業機械 | コメント(2)