今日もジャーマン JHON DEERE 「LANZ」、ジョンディアトラクター JHON DEERE LANZ M500で「撮り虎」。その中でも自分なりの発見の旅「電装探偵団」です。
そして今回のお題のメーターまわり
「電装探偵団」VDO
スタートは「1929年」。やはりここも合従連衡の嵐だった。部品メーカーはキビシイ・・・
VDOは1929年にDEUTA Deutsche Tachometer – Werke GmbH (ドイツタコメーター社)と、フランクフルトのOTA Apparate GmbH (オッフェンバッハタコメーター社)が合併してできたものらしいです。
元々タコメーターの会社だったんですね。そして出来たのが、Vereinigte DEUTA - OTA社。Vereinigteは統一みたいな意味らしく、統一ドイツオッフェンバッハタコメーター社みたいなニュアンスでしょうか?
とにかく、略してVDOができあがったわけです。
「1991年」、引抜き鋼管メーカーのマンネスマン社によって取得されます
1999年、マンネスマン社はボーダフォン社に取得され、構想から外れたVDOは売りに出されます
「2000年」、VDOはドイツ大手のエンジニアリング会社、シーメンスに買収されシーメンス VDOになります
「2007年」、シーメンスはVDOをアメリカのコンチネンタルカンパニーに売ってしまいます。
色々な会社の思惑によってあちこち渡り歩く部品メーカー・・・ついにドイツから米国へ・・・アメリカに渡って7年、VDOの旅もまだまだ続きそうです。
Dさん
80-90年代のKTMも統一ドイツ/オッフェンバッハタコメーター社ですね!
今はどうなんでしょう・・・アメリカのコンチネンタルカンパニー社の元でどうなったか・・・
80-90年代のKTMのメーターもVDOでした。