別に勤めているわけではないので土日が休みというわけではないのですが、まわりが休みなのでどうにもスタートが遅くなってしまいます。
僕は背景に休みの雰囲気を感じながら、休みのような気分でダラダラ仕事をすることを「借景」に例えて「借休(しゃっきゅう)」と呼んでいます。
というわけで、こちらもダラダラと力の抜けた感じで行ってみます。
今日は、北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、ジョンディアトラクター、JD3010「撮り虎」です。
何だかアロワナみたいですねえ・・・
アロワナは淡水域に生息する魚のうちでも大型に成長する種類のものが多く知られている古代魚で、食性は主に肉食(小型の魚類・昆虫などを捕食する)だが、飼育環境下での性質は穏やかで、また飼育方法も確立されていることからペット(アクアリウム用観賞魚)として人気がある。
小型魚を丸呑みするために下あごがせり出したような大きく開く口が特徴的で、水面より上にいる虫にとびつき捕食することが出来る。
ですって!
DSは『今度は前が後ろで前向き、ランツオールドックA1806・・・「撮りトラ@土の館」』の時に発見した、株式会社ドーワの製品じゃないですか!
シンプルなトラクターメーターもいいですが、こういう飛行機のコックピットみたいなのもいいですね。
調べてみると1905年創業の由緒ある会社でした。スチュワート・ワーナーは車両機器の会社として始まり、なんとT型フォードにその速度計が採用されていたそうです。
SWに羽根のついたロゴ、かっこいいですね! アメリカ製のジョンディア、機器類は今まで見なかったものがたくさん出てきそうです。
続きます。
山葵さん おはようございます
アナログ計器ってそんな風に見たり使うものなんですね!!!目からウロコです
僕はアナログもデジタルもデジタルに使っていました・・・
確かにそのように見るようにすれば得られる情報は多くなりますよね・・・
車のメーターだって、デジタルよりアナログのものがたくさんついているほうがカッコイイ!
というだけでどういう効用があるかはよくわかりませんでしたし・・・
(異常時にいつもと風景が違うぞ・・・ということはありますが・・・)
う〜ん・・・悲しいが世の中知らないことだらけだ・・・
油圧圧力計ひとつとってみますと、色々な事が想像できます。
始動から暖機完了までの圧力の変化で、外気温とオイル粘度の相性の判断や
重作業での圧力から高温時のオイル性能がわかったり
オイルポンプの健康度が診断できたり、とにかくアナログメーターって便利です。
同じように、電圧計や電流計から発電機やバッテリーや回路その他電装品の状況が分かって
とても便利です。何がどう悪いのか、イメージできるのってこの先のトラブルを軽微なうちに
回避できるんです。でも最近はほとんど警告灯になってしまいましたが・・・
電気のテスターも本気で故障を発見するにはやっぱりアナログテスターです。
接点の微妙な劣化を探し出すには、メーターの針の動きをしつこく何度も観察するのが一番近道。
デジタルでは電圧の変化を体感することが難しいです。ただ、正確な数値を読むならデジタルの圧勝。
世界中を走り回ってるトヨタのハイラックスなども、アナログのメーターがいっぱい付いていますね