1958年農耕作業用軽自動車型式認定サトー式RT1「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネット画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料で1958(昭和33)年農耕作業用軽自動車型式認定であることが判明した、佐藤造機耕うん機、サトー式RT1です。

資料の画像でサトー式RT1です。流石に実機がオークションに出ることもなく不明瞭ですみません。昨日見たTVの番組では、昭和33年(1958年)頃には戦時中の最新兵器設計や製作に携わった人が大勢まだ残っていたそうです。そのうち、農機開発にも流れた人がいたようで、必要とされ、喜ばれる仕事ながら、最先端とは言えないというか、極限の性能を必ずしも要求されないモノづくりになんとも言えない微妙な感情を持っていたことが汲み取れました。当時のこのような耕運機を並べてみると、どれも同じようなものに僕には見えますが、(写真も不明瞭ですし)そんな感情が裏に含まれたキカイたちだったかもしれません。
資料の画像でサトー式RT1です。流石に実機がオークションに出ることもなく不明瞭ですみません。

昨日見たTVの番組では、昭和33年(1958年)頃には戦時中の最新兵器設計や製作に携わった人が大勢まだ残っていたそうです。そのうち、農機開発にも流れた人がいたようで、必要とされ、喜ばれる仕事ながら、最先端とは言えないというか、極限の性能を必ずしも要求されないモノづくりに、なんとも言えない微妙な感情を持っていたことが汲み取れました。

当時のこのような耕運機を並べてみると、どれも同じようなものに僕には見えますが、(写真も不明瞭ですし)そんな感情が裏に含まれたキカイたちだったかもしれませんね。

この資料は国営検査という、当時玉石混合だった農機をテストし、ある一定のライン以上の性能を持っていることを国が証明するという資料から撮ったものです。農家の人がダメな機械を買わないように・・・という、親心だったみたいです。
この資料は国営検査という、当時玉石混合だった農機をテストし、ある一定のライン以上の性能を持っていることを国が証明するという資料から撮ったものです。農家の人がダメな機械を買わないように・・・という、親心だったみたいですね。

その国営検査を受ける際のエンジンがシバウラGE13だったようですが、農耕作業用軽自動車型式認定を受けたのはメイキG3Pでした。
シートに記入します。シバウラエンジンと三菱メイキエンジン・・・三菱とサトーの関係は、当時それほど強固じゃなかったのでしょうか?もしくは国営検査は合格しないと話にならないのでシバウラで受け、販売はメンテのしやすい三菱て・・・などという考えだったのでしょうか?
シートに記入します。シバウラエンジンと三菱メイキエンジン・・・三菱とサトーの関係は、当時それほど強固じゃなかったのでしょうか? もしくは、国営検査は合格しないと話にならないのでシバウラで受け、販売はメンテのしやすい三菱で・・・などという考えだったのでしょうか?

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今日は朝から暗く、すっかり寝坊してしまいました。(僕、なんだか寝坊ばかりしているみたいですけど)これからかなり寒くなるようなので、外に出る方は暖か装備を確実にしてお出かけくださいね。家にいる方はそれこそストーブに灯油を入れて準備万端で備えてください。

今朝はここまでです。それではまた明日!

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