SLのLってローコストのL?’80年シバウラSL1343「朝1分の・・

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毎日ネットの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1980年型式認定登録組125台中46台目の発見であるシバウラスタイガーSL1343です。このころ今まであったSDシリーズに加え、今日紹介するSLシリーズが出てきたようなんですが、姿形に大差ないSDとSL、どこが違うか少し考えてみました。

完全に見た目が統一されて機種名はエンジンフードに大きく書かれた型番で判断するようになっているシバウラスタイガーシリーズ。今日はそのSL1343です。
完全に見た目が統一されて機種名はエンジンフードに大きく書かれた型番で判断するようになっているシ四角いバウラスタイガーシリーズ。今日はそのSL1343です。考えてみたら、シバウラは角ダルマを中心に一貫して「四角ズキ」でしたねぇ・・・
60年代の終わりころから70年代まではFORD顔のこのラインでしたし
SHIBAURA SD3000A
その次の世代は丸いといえば丸いけど、やっぱり四角いおなじみ角ダルマ。
そして今日の手が切れそうに四角いスタイガーは息が長かったようで、1988年のカタログも四角いスタイガーです。
時間がないのに随分寄り道してしまいました。今日の主な目的、運輸省型式認定番号です。銘板を写してくれていました。小型特殊自動車運輸省型式認定番号 農1280号シバウラ SL1343型とあります。
時間がないのに随分寄り道してしまいました。今日の主な目的、運輸省型式認定番号です。アルミ板に打刻なので少し見にくいと思いますが、銘板を写してくれていました。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1280号
シバウラ SL1343型

とあります。
SL1343はシバウラLEK752C2気筒706ccディーゼルエンジン搭載、13馬力/2600rpmでした。
シートに記入するとこうなります。1980年型式認定登録組125台中46板目の発見です。
シートに記入するとこうなります。1980年型式認定登録組125台中46板目の発見です。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

ここで気になったのは下に見えるSD型とSL型の違いです。見た目はほとんど違いがないこの二種、ぼんやりと気にはなっていたのですが、今まで大して考えていませんでした。でもこの表で見ると少なくともSDは3気筒、SLは2気筒です。

この表以外でもSL1543は2気筒です。SDは4気筒もありましたね。

そこで仮説です。タイトルの「SLのLはローコストのL」というのは行き過ぎにしても、SLは2気筒。SDは3気筒以上の多気筒。こういう違いではないでしょうか?

シバウラの「角ダルマ」顔は数字の頭二ケタが馬力帯を、後ろ2ケタがシリーズを表しているのではないか?と、想像しています。ただ以前、同じところで見たSU1341より、このSU1540のほうが新しいのにもかかわらず、末尾が40と古そうな数字になっているので少し混乱しています。
そういえばSD、SLに加えSUなんてのもあったんだった!このことについては後で考えますっ!!

わ!まずい。もうこんな時間。今日はここまでです。それではまた明日!

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