
毎日ネットの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1980年型式認定登録組125台中46台目の発見であるシバウラスタイガーSL1343です。このころ今まであったSDシリーズに加え、今日紹介するSLシリーズが出てきたようなんですが、姿形に大差ないSDとSL、どこが違うか少し考えてみました。


小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1280号
シバウラ SL1343型
とあります。
SL1343はシバウラLEK752C2気筒706ccディーゼルエンジン搭載、13馬力/2600rpmでした。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
ここで気になったのは下に見えるSD型とSL型の違いです。見た目はほとんど違いがないこの二種、ぼんやりと気にはなっていたのですが、今まで大して考えていませんでした。でもこの表で見ると少なくともSDは3気筒、SLは2気筒です。
この表以外でもSL1543は2気筒です。SDは4気筒もありましたね。
そこで仮説です。タイトルの「SLのLはローコストのL」というのは行き過ぎにしても、SLは2気筒。SDは3気筒以上の多気筒。こういう違いではないでしょうか?

わ!まずい。もうこんな時間。今日はここまでです。それではまた明日!