毎日サクッと「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今日は以前紹介した、東興産業株式会社という会社のコートローラーをベースにしたものと思われる三菱不整地走行車AT41・AT41Aは、どちらも1975年に型式登録されていたということと、同じく1975年登録の三菱コンバインMC810「秋場所」。どちらも以前Shioikaさんに送っていただいた資料の中に見つけたということでお送りします。
三菱不整地走行車AT41、AT41Aとは
資料ではエンジンは三菱G4L-4単気筒ガソリンエンジン、232ccで常用4.5馬力/1800rpm、最大6.5馬力/2800rpmでした。先のAT41Aとエンジンが違います。
三菱コンバインMC810「秋場所」
MITSUBISHI CONBINE HARVESTER MC810
農業機械カタログ集75より
三菱コンバインMC810<秋場所>燃費の少ない新型MCPエンジン(灯油)10〜12馬力を搭載。ダイナミックシープ選別機構、オートセレクション方式など独特の方式を組み合わせた生コキ専用の脱穀システムで高性能ぶりを見せる。4袋まで連続作業ができる自動集穀感知装置があり効率的に作業ができる。作業の状況がよく見える右乗り右回りの前方座席式。有効刈巾810mmの2条刈り。ほかにMC1200、MC651の秋場所シリーズが揃っている。
コンバインの綴り、間違ってますねー。コンバインが「秋場所」バインダーが「秋一番」・・・どっかで聞いたような名前です。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
ずいぶん時間がかかってしまいました。今日はここまでです。また明日!