
毎日サクッと3分で『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今日は昨日気になった、1979年最初の三菱トラクターの空白を埋める試みです。まだ完全に証明できていないのですけど、三菱の4桁末尾50/4桁末尾50FDは同じ名前で売られていても、運輸省的にM○○とT○○の2種類あったのではないか?という結論に達しました。

まず、M77です。末尾Aは四駆だというのは今までの調査からわかっています。佐藤造機のST1640とスペックが同じ・・・ということはM77はD1650ではないか?と、あたりをつけてみました。
「やっぱりダメかぁ」と思ったのですが、そうではないところも見えてきました。
M77AがD1650FDだとすると、佐藤造機のST1640のスペックとも合います。となれば、今までの法則からするとD1650は運輸省的型式はM77となるはずですが、そうなっていません。僕の見つけたものはMT16Aでした。
もしかしたらM77とMT16Aは両方存在するのではないか?
一番簡単にこの状況を説明できるのは、なぜ、同じトラクターをごく近い1979年と1980年、2回にわたって登録したのか?というさらに湧く疑問を無視すれば「M77とMT16Aは両方存在する」とすることです。
というわけで、そういうつもりで1979年冒頭の空白を埋めてみます。



つまりこうなります
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
今日はずいぶん時間を使ってしまいました。それではまた明日!