三菱D1650には型式M77(1979年型式認定)とMT16A(1980年型式認定)の2種類ある「朝1分の農機考古学」

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毎日ネットオークションの写真でサクッと「朝1分の農機考古学」『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は三菱D1650には1979年型式認定の型式M77と、1980年型式認定の型式MT16Aの2種類あるというお話です。両者の認定番号は133番も離れているのに、認定年は1年しか違いません。この2年で随分農機が世の中に出たということですね!

三菱 D1650(M77)

ネットオークションで見つけてきた、二駆の三菱D1650(M77)です。まあ、見慣れた形です。
ネットオークションで見つけてきた、二駆の三菱D1650(M77)です。まあ、見慣れた形です。
D1650・・・間違いありません。
D1650・・・間違いありません。
農水省の検査合格は1980年ですが、運輸省型式認定とは年がずれることがあるので違和感はないです。
農水省の検査合格は1980年ですが、運輸省型式認定とは年がずれることがあるので違和感はないです。
運輸省型式認定番号銘板は写っていません。ただ、M77から始まる車体番号は確認できます。M77は運輸省型式でもあり、資料によると小型特殊自動車運輸省型式認定番号農1176号三菱M77型となっています。
運輸省型式認定番号銘板は写っていません。ただ、M77から始まる車体番号は確認できます。M77は運輸省型式でもあり、資料によると

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1176号
三菱 M77型

となっています。
シートに記入します。運輸省型式認定は1979年です。
シートに記入します。運輸省型式認定は1979年です。

三菱 D1650(MT16A)

こちらも同じオークションで見つけてきた、別の個体である三菱D1650です。
こちらも同じオークションで見つけてきた、別の個体である三菱D1650です。
こちらも運輸省型式認定番号銘板は写っていません。しかも車名の銘板も前出のD1650と変わりはありません。でも、車体番号に注目です。T1から始まっています。このタイプの車体番号はTの次に二桁の数字、そのあとにAやBなどのアルファベットがきます。その頭にMをつけると運輸省型式になるのです。
こちらも運輸省型式認定番号銘板は写っていません。しかも車名の銘板も前出のD1650と変わりはありません。でも、車体番号に注目です。T1から始まっています。このタイプの車体番号はTの次に二桁の数字、そのあとにAやBなどのアルファベットがきます。その頭にMをつけると運輸省型式になるのです。
以前、運輸省型式認定番号銘板を確認しています。
貴重な資料、ここを写しておいてくれるのは大変ありがたいです。 小型特殊自動車 運輸省型式認定番号 農1309号 三菱MT16A型
貴重な資料、ここを写しておいてくれるのは大変ありがたいです。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農1309号
三菱MT16A型

全く同じスペックなのに、どんな事情か運輸省型式認定番号が違います。
番号は100番以上離れていて、シートではこうなっています。
番号は100番以上離れていて、シートではこうなっています。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

お家の事情と思われますが、こういう動きをしているのは三菱だけです。・・・わ!もうこんな時間!今朝はここまでです。それではまた明日!

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