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戦後の食料増産を支えた農機メーカーの中で、今ではその名前が消えてしまったものがあります。富士ロビン株式会社(精神・製品は今も残っていますけど)もその1つ。今日はUさんがオークションで見つけてくれた、(いつもありがとうございます!)その富士ロビンのST50形で『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズです。
ロビントラクターST50形
ロビンのトラクターはいくつか紹介しています
数は少ないのですが、ロビンのトラクターは今までいくつか紹介しています。
![佐藤造機は歩行式田植機も作ってたんだ!富士ロビンはあぜねり機とあぜけずり機。手押しタイプのこんな機械があるなんて知らなかった・・・](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2015/02/kubota_catalog00051-504x712.gif)
ロビントラクターST50形に戻ります
![手元でエンジンが掛けられるよう、スターターが延長されているんですね。各部とてもきれいです。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/Robin_tractor_ST50-2-504x284.jpg)
お待ちかね運輸省型式認定番号
この運輸省型式認定番号の小さな銘板、支給されるのではなく、各社のオリジナルだと思われます。書体や内容が会社によってそれぞれかなり違い、そういうところも見どころです。
それにしても、会社のほうでは申請して認定が下りたら、銘板を作ってわざわざ貼付けるという大変な手間です。その間運輸省のほうでは「農882号を授ける」と言うだけ・・・認定(みとめさだめる)とはこういう関係性なんですねぇ・・・
農機はこれ以外にも国営検査などもありましたから、ただ作って売るだけでなく、様々なお伺いとそれにまつわる作業があったということですよね。役所に目を付けられると仕事が増える例です。
早速シートに記入します
![1975年の崖からズリ落ちているのと、わかっている前後の関係から1973年〜1974年の間に登録されたのではないかと推察できます。ただ、少し気になるのはデザインが新しすぎること。後に出た三菱の耕耘機にそっくりなので、そのあたりが謎というか心配です。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/seet-4-504x356.jpg)
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
今日はこんなところです。それではまた明日!