今日は何回やっても満足の行かない結果だった、『一反歩(300坪)に何粒の種もみが必要?シリーズ』です。
種籾は売っているときは乾燥しているけれども、播種するときは崔芽して水を含んで重くなっている状態で何グラム播くなどという話になっています。重さが動いてしまうので実際のところ何がどうなっているのかよくわからない・・・
前にやったことを一々修正するより、初めからやったほうが新たな気持でできるためきっと間違いが少ないはず・・・ということで、久しぶりに「一反歩(300坪)に何粒の種もみが必要?」2021年度コシヒカリ版です。まずはその経過を・・・
まずは種籾の勘定をしなくては
何粒必要か?と言うからには種籾の数を数えなくてはなりません。
種籾をもらってこなくては・・・
種子カウンターができたところで、種籾をもらってこなくてはなりません。
大きさとしてはコシヒカリ<モミロマン<ユメアオバという感じです。
早速1000粒勘定してみようとしたら・・・
気を取り直して乾いた種籾1000粒を数える
乾いたコシヒカリの種籾1000粒は26グラム!
今度は崔芽の終った種籾の番です
今度は崔芽の終った水を含んで重くなった種籾をゲットしなくてはなりません。
4キロのコシヒカリは種まき前5.47キロ
コシヒカリ、苗床1枚168グラム!
168グラムは何粒か?
崔芽が終わり、水を含んで重くなっているコシヒカリの種籾は苗床一枚あたり何粒か?これはもう数えれば出る数字です。
苗床トレー1枚あたりの種籾の数は5,215粒!
営農組合の予定数は一反歩あたり15枚(実数はだいたい12枚だそうです。3枚は予備なのでしょう)ですから、一反歩あたりの種籾の数は5,215×15=78,225粒となります!
そして平均の実数なら一反歩あたりの種籾の数は5,215×12=62,580粒となります!
乾燥していたら何キロになるのか?
売っている状態のコシヒカリの種籾は、1000粒で26gでした。ということは・・・
78,225粒÷1000×26≒2034g なんと一反あたり15枚使うとしても2キロ少々です。12枚なら1.6キロほど・・・そんなものなんですね。米作、思ったより効率がいい!
というわけで・・・
一反あたり必要な乾燥種籾は2キロ!
一反あたり15枚の苗を使うとして、必要な乾燥種籾は2キロという結果になりました。
今日はこんなところです。また明日!