
今日も『一反歩(300坪)に何粒の種もみが必要?シリーズ』。今まで不確かな前提がたくさんある状態で、何回やっても満足の行かない結果だったので、めんどくさいけど「実際に種まきをしてそれを数える」ということで、より満足を求めてみます。今回数えたのは飼料稲の夢あおばです。
夢あおばはこれまで数えた種籾の中で一番大きな種籾。播種量を重さと見た目でコントロールしているため、一枚あたりの種籾の数はこれまで数えた中では一番少ないのでした。
ユメアオバ乾籾1000粒の重さは

トレー1枚に播くのは150g
1トレー分150gの種籾の数を数えてみる。ユメアオバ1トレー分150gは3,805粒!
ユメアオバ一反あたり必要な種籾は57,075粒!
営農組合の予定数は一反歩あたり15枚(実数はだいたい12枚だそうです。3枚は予備なのでしょう)ですから、一反歩あたりの種籾の数は3,805×15=57,075粒となります!
そして12枚という平均の実数なら一反歩あたりの種籾の数は3,805×12=45,660粒となります!
乾籾なら何キロになるのか?
一反あたり15枚の苗を使うとして、必要な種籾が57,075粒でした。ユメアオバの乾籾1000粒の重さは27グラムでしたから、57,075粒÷1,000粒×27g≒1,541g
ユメアオバ一反あたりに必要な乾籾は約1.5キログラム
あらーーーー。ユメアオバ一反歩あたりに必要な乾籾は約1.5キログラムという結果になりました。やはり粒が大きいだけあって他の種籾に比べてずいぶん必要量が少ないです。
足りなくなるのは困りますが、必要以上に余らせてしまうのというのも手間とお金がもったいないですよね。今年の米作りはどんな感じになるでしょうか・・・
今日はこんなところです。また明日!