以前、『荒代かきから仕上まで3回まわることもあるんだ・・・クボタKL5150+ニプロWRS3810Nウイングハロー「シロウト向けトラクター代かき講座」』とか、『 NIPLOウイングハローの折りたたみ(これが見たかった!)』などでKL5150に乗っていたTさんが、新しくトラクターを入れたというので見てきました。
クボタのMR70パワクロに、ニプロ速耕サーフロータリーTBM2400付で田起こしをしているところです。
↑1分17秒ほど
というわけで、今日は「シロウト向けトラクター田おこし講座」田おこし事例収集編です。
色々うろ覚えですみません。写真を撮った直後はこんなこと忘れるわけない・・・と思って、メモなどを残していなかったのですが、そう思っても忘れちゃうもんですね・・・今度はメモを残すようにします。
この機体、動画も写真も素材がまだたくさんあるのでもう一回くらいやっちゃいます。
愛読者さん おはようございます
やっぱり知恵と工夫ですね
そのうち農機メーカーになってしまったりして・・・
作業機を次々と増やす訳にもいかないので、「これをああして、こっちをこうして・・・よしよし。」みたいな感じで(笑)
愛読者さん おはようございます
わかりやすく説明していただき、ありがとうございます
たしかTさんもそんな感じに言っていました
調整しても一般的なロータリーと同じにはならないんですね
突き詰めると作業機がいくつか必要になってしまうってことなのでしょう
>この時期はほんとうはもっと荒く起こしたい
そうですね。
私もザクザク・ゴロゴロな感じで冬を迎えるのが好きなので、「速くて荒い」駆動ディスクで耕耘してます。
「大きな土塊が乾燥と凍結を繰り返して崩壊しながら春を迎える」っていうイメージが好きな農家は多いと思います。
砕土し過ぎると排水不良なったり、それが乾いてガチガチになったり、乾燥しやすい圃場だと土埃が舞うくらいカラカラになったり、冬場に土塊が細かいっていうのは、概ね悪い面が目立ちます。
冬季に微生物を死滅させ、翌春の増殖に適した環境を作っておくのが秋の荒起こしの目的ですから、ある程度通気が良くて、ある程度湿りもあって、有機物と土の接触が多い状態がイイと思うんですよね。・・・肉眼で見えにくい世界なので、あくまでもイメージなんですけど(笑)
>走りかたとかPTOの回転数で調整できるのでしょうか・・・
作業機側の内蔵変速ギアを組み替えて爪の回転速度を落とし、トラクター側で車速を更に上げれば、ある程度は調整可能と思います。
「車速が速すぎて怖い」っていうところからは、エンジンの回転数をどんどん下げて調整ですね。
ですが、一般的なロータリーティラーに比べ、耕深が浅くて砕土性能が高い(ハローに近い)ようですから、Tさんのイメージ通りに調整できるかどうか??