「もうすぐだなあ・・・」と思っていたのですが、いつの間にか2000投稿を超えています。ほとんどが下らない事柄や文章だったとしても、よく書いたもんだと我ながら思います。
・・・・・・・
感慨に浸りつつ、今日は北海道上富良野町にあるスガノ農機の『「土の館」 土と犂の博物館』で見た、ポルシェトラクター、スタンダードスター329「撮り虎」です。
キャプションには、
機種名:ポルシェトラクタ
形式・仕様:329型 32馬力
製造社・国:ポルシェ社 ドイツ
導入年度:1963(昭和38)年使用経過:大型トラクタの空冷エンジンで、冬期間の仕様では大変便利であった。当時からフロントローダが付いていて、仕事に便利であった。
動力の取り出しは、前部、後部、腹部の3カ所にある。
とあります。なんと50年以上前の機体なんだなあ・・・古さを感じさせません。動力の取り出しが3カ所とは知りませんでした。
2気筒で32馬力もあるなんて・・・スタンダードはせいぜい25馬力くらいなので、この32馬力というのはSUPERクラスです。相当音がうるさいんだろうな。
ネットで検索しても329型はあまり出てこないので、ちょっと珍しいものなのかもしれません。
『「おとんアート」ペーパートラクタ(ポルシェトラクター)試作品のできあがり!』←過去記事も見てやってください
よく見ると、車名や会社名のバッジは独特の解釈の文字でレタリングされています。なかなかいい味出してます。
メーターはおなじみのドイツVDO製ですね。LANZ m500や小松ノルマーグNG22にも使われていました。
ポルシェ ディーゼル・スタンダードスター329はこれで終わりです。2000ccを越える空冷エンジンの音、聞いてみたいな。