
毎日サクッとネット画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料で1958(昭和33)年農耕作業用軽自動車型式認定であることが判明した、佐藤造機の耕うん機、サトー式RT1です。

昨日見たTVの番組では、昭和33年(1958年)頃には戦時中の最新兵器設計や製作に携わった人が大勢まだ残っていたそうです。そのうち、農機開発にも流れた人がいたようで、必要とされ、喜ばれる仕事ながら、最先端とは言えないというか、極限の性能を必ずしも要求されないモノづくりに、なんとも言えない微妙な感情を持っていたことが汲み取れました。
当時のこのような耕運機を並べてみると、どれも同じようなものに僕には見えますが、(写真も不明瞭ですし)そんな感情が裏に含まれたキカイたちだったかもしれませんね。

その国営検査を受ける際のエンジンがシバウラGE13だったようですが、農耕作業用軽自動車型式認定を受けたのはメイキG3Pでした。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
今日は朝から暗く、すっかり寝坊してしまいました。(僕、なんだか寝坊ばかりしているみたいですけど)これからかなり寒くなるようなので、外に出る方は暖か装備を確実にしてお出かけくださいね。家にいる方はそれこそストーブに灯油を入れて準備万端で備えてください。
今朝はここまでです。それではまた明日!