言われるまで気がつかなかった。三菱CT534とCT533は同じ認定番号

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毎日サクッとオークション画像で見る「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はスーパーセレクト4WDさんから寄せられた情報で、三菱耕うん機CT534型とCT533型は同じ認定番号だったというお話です。僕も全く気が付きませんでしたが、世の中の人も結構気がついていないみたいでした。

まず、寄せられたオークションのリンクで見る三菱CT534です。まあ、普通の三菱耕耘機です。
まず、寄せられたオークションのリンクで見る三菱CT534です。まあ、普通の三菱耕耘機です。
ちゃんとCT534と表示されていますよね!
ちゃんとCT534と表示されていますよね!
しかし、銘板には小型特殊自動車運輸省型式認定番号農817号三菱・CT533としっかり書かれています。これなんですけど・・・
しかし、銘板には

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農817号
三菱・CT533

としっかり書かれています。これなんですけど・・・
以前、このオークションそのものをCT533として紹介していました。銘板ハンターの僕は、銘板だけを見てCT533としていたわけです。気がつかなかったなぁ・・・
これは本物のCT533の写真です。同じくオークションで見つけて来たものです。CT534とどこが違うのか、よくわからないですけど。
これは本物のCT533の写真です。同じくオークションで見つけて来たものです。CT534とどこが違うのか、よくわからないですけど。
しかし、車名はちゃんとCT533と書かれています。
しかし、車名はちゃんとCT533と書かれています。

朝でちゃんとした時間が取れないので調査漏れしているかもしれませんが、調べた限りではCT533で銘板がついているオークションはありませんでした。

逆に、CT534のオークションには銘板のついたものがかなりあって、そのほとんどがCT533として掲示されていました。売主も相当混乱したのではないでしょうか?

想像するに、まだ型式認定を申請したばかりで、実際に認定が降りていない初期型のCT533に不具合が見つかり、改良型のCT534を出した頃に認定番号が降り、その銘板をCT534につけたのではないでしょうか?

三菱は以前もそんなことが確認されています。これはCT601とCT701の番号が同じだった事例です。
そんなわけでシートにはこのように記入しました。同じ番号を持つものでも、車名が違えばやはり記入しておかないと・・・
そんなわけでシートにはこのように記入しました。同じ番号を持つものでも、車名が違えばやはり記入しておかないと・・・このあたり、まだ基準となる農機の標準化石が見つかっておらず、1972年登録なのか1973年登録なのか、それとも1974年登録なのか正確ではなく、まだ確定していません。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

もっと突っ込んで調べれば面白くなると思うのですけど、今朝も時間がありません。残念・・・

久々に雨が降ったみたいで外は濡れていますね。雪が降るなんていう予報はどうなったのでしょう・・・今日はここまでです。それではまた明日!

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