
毎日サクッとネットの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料と過去の記事から1977年型式認定のクボタ・コンバインNX1800です。ネットの世界に横たわる古代農機の地層を休ませるため、資料ベースでお届けします。

以前紹介したカタログの見開きです。日本農機の世界が最も活発だった1977年に登録された、クボタのコンバインNX1800です。最初に自脱式の乗用コンバインを世に送り出したのはイセキでしたが、運輸省型式認定番号表上のコンバインの登録状況においてはクボタの存在感が大きいです。
これはネットの写真を収集しての印象(しかも途中)ですから、純粋にクボタがコンバインを多く登録したとは限らず、「クボタの方が売り買いしやすい」「イセキが長持ちしていて売りに出ない」「クボタの買い替えサイクルが速い」「イセキは壊れてしまって売れない」など、いろいろなことが考えられるので、理由は特定できません。
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
フリーランスは休むと仕事が溜まってしまう・・・ということで今日から少しずつ片付けて行きます。今日はここまで・・・それではまた明日!