1977年型式認定クボタコンバインNX1800「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料と過去の記事から1977年型式認定のクボタコンバインNX1800です。ネットの世界に横たわる古代農機の地層を休ませるため、資料ベースでお届けします。

1年間のいつくしみが報われる秋にこそ、稲に優しく、大切に収穫したい・・・・・ いつもこの願いを基本に秋を見つめ、コンバインを育ててきたクボタ。新登場NX1800は、この願いにこたえ大型農業を支える大量スピード脱穀を実現する3状刈り高能率タイプです。エンジンはもちろん、刈取りから廃じんにいたるまで、一朝一夕には得られない技術と経験をクボタは惜しみなく注ぎ込んでいます。
1年間のいつくしみが報われる秋にこそ、稲に優しく、大切に収穫したい・・・・・ いつもこの願いを基本に秋を見つめ、コンバインを育ててきたクボタ。新登場NX1800は、この願いにこたえ大型農業を支える大量スピード脱穀を実現する3状刈り高能率タイプです。エンジンはもちろん、刈取りから廃じんにいたるまで、一朝一夕には得られない技術と経験をクボタは惜しみなく注ぎ込んでいます。

以前紹介したカタログの見開きです。日本農機の世界が最も活発だった1977年に登録された、クボタのコンバインNX1800です。最初に自脱式の乗用コンバインを世に送り出したのはイセキでしたが、運輸省型式認定番号表上のコンバインの登録状況においてはクボタの存在感が大きいです。

これはネットの写真を収集しての印象(しかも途中)ですから、純粋にクボタがコンバインを多く登録したとは限らず、「クボタの方が売り買いしやすい」「イセキが長持ちしていて売りに出ない」「クボタの買い替えサイクルが速い」「イセキは壊れてしまって売れない」など、いろいろなことが考えられるので、理由は特定できません。

NX1800について、詳しくはかこの記事を見てくださいね!
末尾の数字から、昭和52年(1977年)のカタログだと思われます。
末尾の数字から、昭和52年(1977年)のカタログだと思われます。NX1800は3気筒のクボタD850型ディーゼル、855ccの18.5馬力/3000rpmのエンジンを搭載していました。
シートに記入末ウトこうなります。NX1800の運輸省型式認定番号は手持ちの資料によれば農1016号。型式名はカタログと同じ「クボタ NX1800型」でした。
シートに記入末ウトこうなります。NX1800の運輸省型式認定番号は手持ちの資料によれば農1016号。型式名はカタログと同じ「クボタ NX1800型」でした。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

フリーランスは休むと仕事が溜まってしまう・・・ということで今日から少しずつ片付けて行きます。今日はここまで・・・それではまた明日!

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