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毎日サクッとネットの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は1960年もしくは1961年型式認定の耕耘機、岡山県の藤井製作所の耕耘機富士FG型です。古い地層を掘り尽くしてしまったようなので少しネットを休ませるため、証拠銘板写真なしの資料ベースでしばらく行ってみます。
藤井製作所は現在は株式会社富士と名前を変え、今も農機部品を作り続けているようでした。当時からヤンマーと関係があったみたいですけど、調べてみると現在はヤンマーの一部となってしまった藤井鉄工所→セイレイ工業とは別の会社なのですねぇ・・・名前が一緒でどちらも岡山・・・親戚なのでしょうか?
![会社のwebページには「日本で初めての実用耕運機、国産第1号機 (現在のヤンマー耕運機・トラクタの前身である、富士耕運機)を製作し世に送り出した会社です。」と書かれています。FG型はそのかなり後のものと思われます。この頃はトッポメーカーとして君臨していた感じなのでしょうか?FG型は新明和のGB型というエンジンを搭載していました。(型式認定は、どうもエンジンとセットになって受けるみたいです)](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2023/01/fuji_tractor_FG-2-504x182.jpg)
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました
『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。
(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.
追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!
毎日OSINT(オープン・ソース・インテリジェンス)ということでネットを漁って、古い農機の運輸省型式認定番号銘板を探し続けているうちに掘り尽くしてしまった・・・しばらく休ませて、また堆積するのを待つ・・・ということで資料をもとに今日はやってみました。
本日はここまで・・・それではまた明日!