たまーに写真撮影可の博物館、例えば『スガノ農機「土の館」トラクタ博物館』であったり『明治150年記念、日本を変えた千の技術博』の話になったりします。今日は先日行ってみた日立市の大甕(おおみか)にある日立製作所の企業ミュージアム「日立オリジンパーク」に行ってきましたその5。今日は機関車と発電設備の大型化の展示です。
これも実物は展示されていないのですが、検索してみると近所の日立製作所水戸事業所においてあるような書かれ方をしています。
国鉄ED15形電気機関車
1960年に廃車となった1号機が、日立製作所水戸事業所に静態保存されている。
ウィキペディアより
震災とのつながりが良くわかりませんけど、この後大型発電設備の記述に繋がってます。
震災で信用を高めたので大型発電設備を受注したよ・・・というつながりだったんですね。ここまでずっと見てきて、画期的な製品ができる前には必ず「苦労の末」とか「失敗を重ね苦心しながら」とお約束のように入っています。
簡単に思ってもらっちゃ困るというのもあるのでしょうけど、苦労とか苦心で片付けちゃうのもかわいそう・・・延べ人数と時間など具体的な数字を入れてみるとか、奥さんと離婚したとか、ストレスで歯が抜けてしまったとか、ちょっと人間臭いエピソードが入るといいですよね!
そういった意味では「土の館」のキャプションはいい感じだったなぁ・・・
機種名:動力耕耘機
形式・仕様:KH25 7馬力
製造社・国:㈱クボタ 日本
導入年度:1956(昭和31)年
使用経過:山武町布部で稲作作業。1954(昭和29)年に鉄車輪の耕耘機を69万円で購入。翌年ゴム車輪が発売され交換する。
このころは、馬が主役で機械はめずらしく付近から賃耕に頼まれ相当稼いだ。
20年間使用後、自家保存されていた。
土の館キャプション
こんな感じで土の館のキャプションは大好きです。特にお金のこと(手に入れた金額や稼ぐこととが)が書いてあるところがすごくいいです。若干下衆な感じが人間臭く感じるし、相当稼いでくれた機械を捨てることができなかったところなどもいい感じです。
もっともっと面白いのもあったのですが、ぱっとは出てきませんでした。
3つの写真は右から・・・
1927年
1万3,750kVA水車発電機
(納入先:真川発電所)
富山県にある発電所みたいです。
1929年
1万1,000kVA水車発電機
(納入先:豊実発電所)
発電設備
(納入先:千手発電所)
だそうです。もうこんな時間!!今日はここまでです。また明日!
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