
今朝は昨日の続きで、僕としてはインターナショナルの運輸省型式認定番号を初めて確認した、コマツインター272Lを持ち主の弥太郎さん(ありがとうございます!)の「撮りトラ」でお送りします。改めて確認すると、当時のトラクターのスタイルは各社それぞれ。その中でもさすがに外国由来のデザイン、どの会社のトラクターとも似ていないのでした。





注目の運輸省型式認定番号は
小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農841
インターナショナル 272L
と書いてあるはずです。
で、前も書きましたけど、このコマツロゴ入りボルト・・・
とりとめなくなっちゃいました。今日はこの辺りで・・・それではまた明日!
弥太郎さん おはようございます
トラクターに物語があって(この場合はエンジンですけど)
さらには使う人との間に物語ができると愛せますよねぇ・・・
機械は機械なのですけど、きっと使う人との物語も含めて
佇まいのに現れるのが使い込まれた機械なのでしょうね
そこが新車を見るのとは違うところだと思います
noraさん こんにちは
272Lについてもう少し語らせてください。
エンジンですが、セルモーターの修理の際にコマツ汎用型2気筒エンジンと確認しました。このエンジンにはもうひとつの開発秘話があります。(当時272を販売していたオヤジさんの話)このエンジン南極観測隊が南極で使うために当時のコマツが北海道でそうとう作りこみをして開発したエンジンだそうです。この辺ではバッテリーがしっかりしていればどんなに寒くても一発で始動します。
堅牢です。私一度エンジン焼いてますオヤジさんいわく「このエンジンこのぐらいではこわれない」すぐに復帰今も使ってます。
当時では抜きに出たトラクターだったかも・?
弥太郎さん こんにちは
違いはタイヤサイズ なるほど!
カタログには・・・
272
F 5.00-15-4p
R 11.2/10-24-4p
272L
F 5.50-16-4p
R 12.4/11-28-4p
となっていて、Lの方が大きなタイヤです
そのせいでLの方が大きかったのですね!!
IH272と272Lのちがいは後輪のサイズが違います。
私が思うに272は稲作農家用に、272Lは水田酪農家用にあるいは重量物を牽引する農家用にそんな意図で販売されていたのではと想像しています。40馬力級のトラクターと同じ後輪を付けた272Lはプラウなどはよく引きます。
ブレーキも機械式ではありません。
エンジンはコマツの汎用型2気筒エンジンだと思います。