1969年こっきりの生産、三菱耕運機CT532「朝3分の農機考古学」

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今日もやることがなくてネット画像で『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。三菱耕うん機CT532型です。CT532は三菱機種別生産年度一覧表によると、1969年単年のみの生産ですが、ちゃんと後のカタログにも載っているのでした。

三菱耕うん機CT532です。例によってネットで探してきました。カタログの写真と見比べるとエンジンもオリジナルな、そのまま歳をとった感じです。
三菱耕うん機CT532です。例によってネットで探してきました。カタログの写真と見比べるとエンジンもオリジナルな、そのまま歳をとった感じです。
こちらがボケボケですがそのカタログ写真。三菱機種別生産年度一覧表によると、1969年単年のみ生産されたように表示されています。それにしてはこのようにカタログに載っている・・・CTにはもっと古いCT531というのもあって、そこそこ短いスパンでモデルチェンジしていたことが伺えます。
こちらがボケボケですがそのカタログ写真。三菱機種別生産年度一覧表によると、1969年単年のみ生産されたように表示されています。それにしてはこのようにカタログに載っている・・・CTにはもっと古いCT531というのもあって、そこそこ短いスパンでモデルチェンジしていたことが伺えます。
以前紹介した三菱耕運機カタログ。1970年前後のものでしょうか・・・
1964年生まれ、CT532の前モデル、CT531です。
運輸省型式認定番号の銘板の写真も撮っていてもらえています。小型特殊自動車運輸省型式認定番号 農693号三菱 CT532型60年代の終わりにはこの番号も700万近くまで行ってしまっていたのですね。
運輸省型式認定番号の銘板の写真も撮っていてもらえています。

小型特殊自動車
運輸省型式認定番号 農693号
三菱 CT532型

60年代の終わりにはこの番号も700万近くまで行ってしまっていたのですね。
スペックを見ると一機種につきメイキ製空冷ガソリン/空冷灯油、かつら製水冷灯油/水冷ディーゼルと4つもエンジンバリエーションを持っていることがわかります。耕耘機の中でエンジンの値段がどのくらいを占めていたのかはわかりませんが、これを見ると大きな割合を占めていたのかも・・・と、想像されます。
スペックを見ると一機種につきメイキ製空冷ガソリン/空冷灯油、かつら製水冷灯油/水冷ディーゼルと4つもエンジンバリエーションを持っていることがわかります。

CT532型は、空冷ガソリン・メイキG5L 空冷灯油メイキG6L-A 水冷灯油かつらK5A 水冷ディーゼルかつらSD5とエンジンが選べたようです。車のエンジンバリエーション、グレードのようなものですね。空冷ガソリンも選べたというのがちょっと意外です。一番値段が高いのは何だったのでしょう?水冷ディーゼルかなぁ・・・
シートに記入します。69年、70年、71年あたりのものが並んでいます。全部隙間が埋まっているわけではありませんが、まだ耕うん機が多い感じ・・・
シートに記入します。69年、70年、71年あたりのものが並んでいます。全部隙間が埋まっているわけではありませんが、まだ耕うん機が多い感じ・・・耕うん機は大型化しつつありますかね? というよりは大きいものから小さいものまでのバリエーションができつつある感じでしょうか?

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

今日はこんなところです。毎日寒いですが、頑張って行きましょう!それではまた明日!!

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