今日は昨日の続きです。
YM270から始まったヤンマーの20馬力トラクター。様々なモデルチェンジを果たしたのですが、サイクルが早い上にバリエーションも多く年表にはめ込むのに苦労しています。
年表には現時点でわかったこと、想像したことを一緒くたに入れ、新たな事実が判明するたびに改訂しています。
ヤンマーのYM2000シリーズは、エンジンの排気量が1094ccと1145ccの2種類あり、それぞれ正式にはYM2000、YM2000Aと呼ばれていて、1094ccのほうの青ガエル、YM2000の生存期間はこれまで想像していた3年間ではなく、1年から2年に満たないくらいだったのではないか? というのが昨日まででした。 YM2000Aの登場(あくまでも自分の中での話ですが)によってヤンマー20馬力の景色が変わってきました。
まずは年表に落としてみます。
グッと青ガエルの期間が短くなってしまいました。もしかしたらもっと短いかもしれません。そして、その評判の悪かった青ガエルのすぐ後ろに赤いヤンマーYM2000Aを入れてみます。(経緯は前回の記事を見てくださいね!)困ったことにさらに発見、それはYM2000A-A
マイナーチェンジなのかもしれませんが、さらにYM2000A-Aという型番を見つけてしまいました。
ネットで探してきた画像です。エンジンフードにはYM2000と書かれ、ただのYM2000Aのように見えますが・・・
エンジンの型式が2TRA-Aに変わっています。スペックは2TR20Aと同じ、2TR20A形です。排気量は1145ccで馬力は20PS/2400rpmです。 比べてみてください。末尾に-Aとついている他は色も形も一緒です。
フェンダー裏のバッテンシールにYM2000A-Aと書かれた写真を発見!しかし、これは上の写真の機体のものではありません。ですから外見がYM2000Aと同じでエンジンが2TR20A-AのトラクターがYM2000A-Aだとは限りません。(ややこしいですね) こちらも比べてみてください。YM2000A-A、年表のどこに入るのかわからない
エンジンは間違いなくどこかが違うのでしょうけど、少ない写真しか見る事のできない外観では違いが見つけられません。
YM2000A-A、年表のどこにいれたらいいか・・・とりあえず燃える男キャンペーンが始まった1977年あたりに入れておきましょうかね・・・
するとこうなります。いやー・・・窮屈ですね・・・外は暗く、冷たい雨が降っています。もうこんな時間になってしまいました。今日はこれでおしまいです。また明日!
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