今日の「おうちで撮りトラ」は、ほぼ年表しか出てきません。ヤンマーの特異点「青ガエル」は3年間しか存在していなかったのではないか?という仮説を妄想年表で展開してみます。
![YM2000、ネットで写真を探してきました。青ガエルのYM1700と同じ顔ですね。ということはYM270とYM177も同じベースを持っていそうです。](https://i0.wp.com/oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/11/YM2000.jpg?ssl=1)
![ネットで探してきたYM1500の写真です。先祖がなく、いきなり生まれてきたYM1500はこれから先のヤンマーの形を暗示していますよね?](https://i1.wp.com/oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/11/YM1500.jpg?ssl=1)
![左がYM1700右がJD2010色は多少違いますが、僕には瓜二つ、少なくとも相当意識しているように見えます。](https://i0.wp.com/oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/11/hikaku.jpg?ssl=1)
![ネットで見つけた写真です。YM1300Dは当初こんな色も出回っていたようです。ちょっとJDの影響もあるのでしょうか?](https://i1.wp.com/oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2019/01/YANMAR-YM1300-TRACTOR.jpg?ssl=1)
![↑ クリックで拡大します ネットで拾った画像、年式不明のヤンマートラクター これは少々古そうです すてきな形と色に見えるのは今、目新しい形だからでしょうか?](https://i2.wp.com/oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2010/07/yanmer1.jpg?ssl=1)
青ガエルはYM1300/YM1500/YM1700/YM2000の4種。二駆四駆を含めると8機種。これを元(多分)に生まれた輸出用のYM135/YM155/YM195/YM240/YM330の5種、二駆四駆を含めると10機種が現在僕の中で確認されています。
多分こうだったんじゃないか?年表
昨日までの調査で何となくわかった流れとしては・・・
- 1972年5月、大型農業機械の到来を予測してジョンディア社と輸入販売契約締結
- 1973年10月、オイルショック
- 1975年3月、ヤンマー、YM240をはじめとして5機種の小型トラクターを北米向け輸出
- 1977年6月、ヤンマー、ディア社とOEM契約
YM1300年表
これに北米の流れをプラス
![上のYM1300の年表に北米とヤンマーの関係をプラスしてみました。](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/11/YM13A-YM1300表_ill-3-504x91.jpg)
国内の青ガエルもこの北米との関係が色濃く出ていたと考えられます。そこで、もし、「青ガエル」がこの年表の中に存在するとすればどの位置がリーズナブルか考えてみます。
そう!燃える男がジャマをして、1977年以降は存在しにくいです。つまり、「青ガエル」は「燃える男」以前と考えて良いのではないでしょうか?
ということで「青ガエル」はYM173後「燃える男」以前ということになります。
YM1300「青ガエル」入り妄想年表
同じような作業をYM1500でやってみます
北米の流れをプラス
YM1500「青ガエル」入り妄想年表
ここまででもうやりたいことはわかったでしょうから、飛ばしていきます。
YM1700基礎年表
これに+北米
妄想化
同じくYM2000基礎年表〜
![](https://oba-shima.mito-city.com/wp/wp-content/uploads/2020/11/YM270-YM2000年表_ill-3-504x121.jpg)
どうでしょう?僕の想像わかっていただけたでしょうか?「青ガエル」長いヤンマーの歴史の中でたったの3年間!
ついでなので、全部合体させてみます
絶滅危惧種「青ガエル」妄想年表
こうやってみると1972年〜1977年、大波小波の激動、節目の5年間でした!外車を輸入しつつ海外進出を目論み、赤のトラクターを緑に変えてまで試験輸出。好評と共にOEMを勝ち取った後に国内では燃えてみせる・・・
時間がなくなってきてしまいました。それではまた明日!