今日はここのところバックグラウンドでリサーチしているYM2000の青ガエルのお話です。
これまで緑のヤンマー(青ガエル)は、CMでの「燃える男の赤いトラクター」というキャンペーン以前にしか存在しないであろう・・・という想像のもと、誕生した1974年からキャンペーンの始まる1977年までの3年間としていました。
しかし、YM2000Aという運輸省型式認定番号があることを知り、3年間という青ガエルの生存期間がさらに短くなる可能性が出てきました。
もうすでに朝の時間が少なくなっているので、行けるところまで行ってみます。
これまでの経緯
そして新たな情報、運輸省型式認定番号
手持ちの資料の中にYM2000Aという型番のヤンマーがあり、その認定番号が農935であり、エンジン形式が2TR20Aだということがわかりました。
ヤンマーYM2000Aは1975年登録というのはほぼ確定
YM2000Aのすぐ後ろ、クボタL2201は1975年に認定され、発売も1975年だということはクボタの社史からわかっています。
ということは、YM2000Aは1975年年に登録され、1975年販売。ずれたとしても1976年ということで良いのではないでしょうか?
ではYM2000Aはどんなトラクター?
だだ、これだけでは単にYM2000Aというトラクターが1975年に発売されたのでは?ということがわかっただけです。
一体どんなトラクターなのか? ネットで2TR20Aというエンジン形式のトラクターを探してみます。
エンジン銘板を写真に撮るというのは全員がやっていることではないので苦労しました。
正式には緑がYM2000、赤がYM2000A・・・証拠を集める
緑のヤンマーの評判が悪く、赤に戻す際に型番を変えた。もしそうであればどこかに痕跡があるはずです。それを見つけるため、ネットの海に漕ぎ出します。
さらに決定的なことが・・・
このYM2000のエンジン銘板をよく見ると
20TR20形
出力20PS
回転速度2400RPM
総排気量 1.094ℓ
ん?1.094ℓ?
排気量がアップしている!
もう一度赤いYM2000A(←Aを付けておきます)のエンジン銘板を見ると1.145ℓです。なんと排気量が同じ20馬力でも末尾にAがついたものは増えています!
もう決定的です。緑のYM2000と赤のYM2000A、色もエンジンも違う別物だったのです。
時間がなくなってしまいました。今日はここまでです。続きは後ほど・・・
カエルハウス管理人さん
コメントありがとうございます
まさにマイブームのどまん中、青ガエルの多頭飼育されているんですね!
近くなら見に行ってみたいですし
お話も聞いてみたいです
目下、各種青ガエルの生存期間の特定を目標としております
どんな情報でも大歓迎です
よろしくお願いします!!
はじめまして。いつも楽しく拝読してます。
私は急に青ガエルに惹かれて集め始めてしまった新参者です。今、1500/1700/2000を飼っています。カエルは田んぼや解体屋から不動車を引き揚げてエンジン直して畑で動かしてます。
青ガエルの考察で協力出来る事が有ればお力になりたいと思います。よろしくお願いします!