手持ちの材料で序列を決定(仮)これでどうでしょう?サトーST2001「撮ってもらって撮りトラ」

今日は昨日の続きでSさんに撮ってもらった(いつもコメントや写真ありがとうございます!)サトーST2001の写真で「撮ってもらって撮りトラ」です。

サトー三菱の型式の関係が複雑怪奇・・・今ある情報でこのあたりを妄想+年表で解決してみたいと思います。今日で序列を決定(仮)これでどうでしょう?

昨日までの流れはこちら。

末尾に1が付くというのは微妙な変化の現れ。このトラクターがややこしいのは三菱の製品とシンクロしているためです。このST2001のカウンターパートが三菱のどの製品なのかわかればスッキリするはずです。

サトー・三菱の20馬力周辺はどうなっているでしょう

三菱製品機種別生産年度一覧表の中から、登場人物を絞って妄想年表スタイルに書き直してみます。
三菱製品機種別生産年度一覧表の中から、登場人物を絞って妄想年表スタイルに書き直してみます。

ここで登場するのはサトーのトラクターがST2000、ST2001。三菱のトラクターがD2000、D2001、D2002です。

D2000はこれ

「青年のような青いトラクター」というキャッチコピーと「トラクターは機械です。 数字がその実力を正直に語ります。 トラクターは数字で選びましょう。」というサブ?コピーで売り出されていたD2000・・・その青年も成年になり、第2の人生の幕開けを待っています。
年表の一番最初に出てくるD2000はST2001の2気筒1246ccディーゼルと違って2気筒1302ccディーゼルでした。

では、ST2000はどうだったのでしょう

サトーST2000の写真をネットで探したのですが、いい写真がありませんでした。顔はD2000やST2001と同じ顔です。
サトーST2000の写真をネットで探したのですが、いい写真がありませんでした。顔はD2000やST2001と同じ顔です。

年表ではサトーST2000と三菱D2001が同じものということになっています。このD2001、ネットで探してもなかなか出てこないので、サトーST2000のカウンターパートはコイツじゃないか?と予想を立てました。

D2001はD2000Ⅱではないだろうか?

ネットで写真を探してみました。すごく少ないのですが、この顔が出てきます。

D2000と同じ顔のⅡ(もしかしたらⅠと書いてあるのかもしれませんが、写真では判断がつきません)
D2000と同じ顔のⅡ(もしかしたらⅠと書いてあるのかもしれませんが、写真では判断がつきません)
少数この顔がD2000Ⅱでヒットするんです。これが年表でいうところのD2001で、エンジンはST2001と同じ1246ccになっているのではないかと考えます。
少数この顔がD2000Ⅱでヒットするんです。これが年表でいうところのD2001で、エンジンはST2001と同じ1246ccになっているのではないかと考えます。

今回の主役サトーST2001です

ST2000とD2000Ⅱが同じものだと仮定して、ST2001はどうでしょう

佐藤造機の白いトラクターST2001です。三菱の青いトラクター(考えてみたらどちらも『色』を押し出していたのですね)と共通なのはおなじみです。
佐藤造機の白いトラクターST2001です。この面構え、覚えていてくださいね。

サトーST2001のお相手はホネホネさんのD2000Ⅱではないでしょうか?

ST2001は顔が違いますが三菱で言うところのこの人だと思うんです。(「Tさんに写真を使わせてください」とお願いするのを忘れたのでネットから拝借してきた写真を使用)
ST2001は顔が違いますが三菱で言うところのこの人だと思うんです。(「Tさんに写真を使わせてください」とお願いするのを忘れたのでネットから拝借してきた写真を使用)
つまり三菱のD2000Ⅱに顔が二種類あるのは、年表のD2001とD2002に対応しているためと考えれば辻褄が合うと思うのです。
つまり三菱のD2000Ⅱに顔が二種類あるのは、年表のD2001とD2002に対応しているためと考えれば辻褄が合うと思うのです。

同じ20馬力なのにD2000と他のエンジンが違うのは・・・もしかしたら1972年にできたという農機メーカーの15〜30馬力まではミッションが2つまで・・・という取り決めが関係しているのかもしれません。

ついでに年表にサトーの白いトラクターも書き加えてみました。

S550とかS451などという機種もあったんですね!見てみたいものです。
S550とかS451などという機種もあったんですね!見てみたいものです。
確かに昭和47年付近を境に車種がグッと増えていきそうな気配があります。このあたりで「耕うん機の轍を踏まない」という気持がもちあがってもおかしくありません。
同じようなフォーマットで書いたので、ヤンマーのこのあたりの年表と比べるとおもしろいです。三菱はまだ大して書いていませんが、ヤンマーと同じように1972〜73年あたりからの車種が激増しています。

もう時間がなくなってしまいました。もっと突っ込みたいところですが,それはまたの機会にして今日はこの辺で・・・それではまた明日!

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