M1-55の顔がボコッと外れるのは、FIATの流れだった。(多分)

今日はビリーさんに送ってもらった写真、見たかったクボタM1-55アルミダイカスト製の顔で「おうちで撮りトラ」です。(ビリーさんありがとうございます!)

関連して色々見ていくうちに「これはFIATのDNAなのではないか?」と思うに至りました。

MI-の大きなヤツは顔がアルミダイカストの一体型

この投稿で、「自分の会社でこれの顔作っていた」という人が現れました。アルミダイカスト製という丈夫な顔です。
Kubota_Tractor_M1-65 エンジンはクボタD3502水冷4サイクル3気筒ディーゼルエンジン、3499cc、65馬力/2400rpm。ミッションは主変速6段、副変速2段の前進12段、後進12段。PTO回転数は643rpm/1008rpm。作業機昇降装置は油圧式。制御はポジション及びドラフトコントロール、ミックスコントロールとなっています。
Kubota_Tractor_M1-65 エンジンはクボタD3502水冷4サイクル3気筒ディーゼルエンジン、3499cc、65馬力/2400rpm。ミッションは主変速6段、副変速2段の前進12段、後進12段。PTO回転数は643rpm/1008rpm。作業機昇降装置は油圧式。制御はポジション及びドラフトコントロール、ミックスコントロールとなっています。
トラクターの顔を外せる、別に作るということにたいして「なぜ?」とは思っていませんでした。何となくそうしている程度なのかと思っていました。
だったらトラクターの顔もありでは?自分で描いていて思いましたが、ライトがなく「穴」になったトラクターの「顔」は他の「仮面」と同じく神聖な・・・神が宿るような雰囲気があります。
どうして顔が外せるようになっているのかはわからないけど、外せるのであれば「面」を飾るという人がいるのだから、トラクターの「顔」を飾ったっていいんじゃないの?などという絵を描いたりしました。

外した顔の写真をビリーさんに送ってもらいました

ビリーさんには三菱MT52DとクボタM1-55の比較・・・という観点で写真を送ってもらったのですが、それはまた後日ということで、今日は「顔」です。この話にぴったりの写真。ちょうど「面」のような筋が横に入っているのがわかります。
ビリーさんには三菱MT52DとクボタM1-55の比較・・・という観点で写真を送ってもらったのですが、それはまた後日ということで、今日は「顔」です。この話にぴったりの写真。ちょうど「面」のような筋が横に入っているのがわかります。
これが外した顔の写真です。ビリーさん曰く「顔はごっそりと外せますがかなり重たいです。」との証言は、金属製だという裏付けにもなりますよね。フチにはアルミ独特のさびが浮いていますし・・・
これが外した顔の写真です。ビリーさんは「顔はごっそりと外せますがかなり重たいです。」と言っていて、金属製だという裏付けにもなりますよね。フチにはアルミ独特のさびが浮いていますし・・・

顔が外れるのはメンテナンスのためだった

トラクターに乗っている方達にはあまりにあたりまえで、書いたり、言ったりしなかったのでしょう。ビリーさんのお話で何となくわかってきたのは「顔が外れるのはメンテナンスのため」みたいでした。

スタイガーVの「V」はVICTORYの「V」のようです。
以前、シバウラスタイガーの時にアップした写真なのですが、真ん中にクボタM8030が写っています。

このM8030、そっくり顔がなくて、奥にエアクリーナーらしきものが見えています。そのフタがこちらを向いていますから、メンテナンスはこのように「顔」を外さなくてはできないようになっています。

つまり、トラクターの「顔」はサービスホールだったわけです。さらにその後ろのクボタM8000も、顔が外れそうですよね。

クボタのM◯000クラスは顔が外れそう

M8000だけでなく、以前見たクボタM4000も顔が外れそうです。
サイドのカバー面積が大きいので、確かに超古い機械というわけではなさそうですね。
外れそう・・・というより、もう外れてます。M4000もM8030と同じように「顔」を外してエアクリーナーにアクセスするのではないでしょうか?

FIAT540も同じ感じ・・・

クボタM4000と同じようにFIAT540も顔が外れる感じです。
tractordata.comによれば、1973年〜1978年。3気筒2.6リッターディーゼル54馬力/2600rpmとなっています。また、農研機構の安全鑑定はFIAT540DTが1976年の登録ですが、僕の見た機体は四輪駆動ではないので、これより前のものと思われます。社史、『久保田鉄工最近10年の歩み』ではFIAT640が1971年発売とありますので、この640と同時に1971年に発売された可能性もあります。
tractordata.comによれば、1973年〜1978年。3気筒2.6リッターディーゼル54馬力/2600rpmとなっています。また、農研機構の安全鑑定はFIAT540DTが1976年の登録ですが、僕の見た機体は四輪駆動ではないので、これより前のものと思われます。社史、『久保田鉄工最近10年の歩み』ではFIAT640が1971年発売とありますので、この640と同時に1971年に発売された可能性もあります。

ねっ?外れているでしょう?

FIATとクボタは深い関係にあったわけだから・・・

そして最後はFIAT850・・・これにもサイドの数字はありません。そのかわり、850と850Lの2種あるようです。どう違うのでしょうか?
クボタはFIATと提携してこのように国内で販売していたわけですから・・・
FIAT650カタログの表紙です。これにはボディサイドの数字がありません。
少なからず影響を受けていたはずです。
農研機構の登録ではFIAT850の登録が1976年にされています。また、tractordata.comによれば、FIAT550はFIAT3.1L4気筒ディーゼル55馬力、2400rpmとなっていました。
というかM◯000シリーズとそっくりですよね?

その流れで顔が外れる作りも真似たのはないでしょうか?

実際にFIATの顔は外れるのか、画像を探してみました。
実際にFIATの顔は外れるのか、画像を探してみました。外れてます。外れてます。
外れ方もM8000とかM4000と同じ感じで、正面と再度のカバーを開けてメンテナンスするようになっています。
外れ方もM8000とかM4000と同じ感じで、正面と再度のカバーを開けてメンテナンスするようになっています。
顔を外すことによってバッテリーとエアクリーナーにアクセスすることができるようになっているんですね!
顔を外すことによってバッテリーとエアクリーナーにアクセスすることができるようになっているんですね!

このように、M1-55やM1-65、M8000やM4000、それからFIATの540など、皆同じように顔を外してエアクリーナーとバッテリーのメンテをするようになっています。

ということで、今日の結論は「クボタの顔が外れるのはFIATのDNAだから」・・・でした。

今日はこんなところです。また明日!
今日はこんなところです。また明日!
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