ヤンマー続きで昔の写真を見ているうちに、YM1300Dの写真が目に止まりました。運輸省型式認定番号があったので、「リストに入れなくちゃ」とリストを開くと『!!』
そこには先客が・・・三菱のD2500が既にそこへ座っていたのです。
なにっ!?
D2500の運輸省型式認定番号は農860号で間違いないです。
ではYM1300Dはどうでしょう?
さらに別の写真で確認
確かにタイトルは違いますが、番号は同じです
三菱D2500は
小形特殊自動車
運輸省型式認定番号 農 860号
三菱 M63型
ヤンマーYM1300Dは
農耕作業用小形特殊自動車
運輸省型式認定番号 農 860号
ヤンマー YM1300D型
このようにタイトルが「小形特殊自動車」と「農耕作業用小形特殊自動車」の違いはありますが、認定番号は同じ農860号のような気がします。
「農耕作業用小形特殊自動車」の表記、今まで見たことがないような気がするなぁ・・・謎が深まります。というより謎だらけ。(あ!今日は何も解決していません。謎だけです)
三菱D2500とヤンマーYM1300Dの2台、年式から言っても1974年〜とほぼ同じ頃の生まれのはずなんです。
もう50年くらい前の話ですが、どなたかなぜこうなっているのかご存知ないでしょうか?
オマケでさらに謎プラス
別の資料(テキストベース)で、なんとYM1300(エンジンはヤンマー2RT13 662cc)が農924号として記録されていました。
924ですと、前に農912号の三菱D1300(1975年~1978年(三菱年表)安全鑑定1976年)後ろに農939号のクボタL2201(1975年(認定年)1975年、トラクタL型01シリーズの記載(1980年刊行久保田鉄工最近十年の歩み))があります。
1975年というと、若干社史の記載よりは遅いですが、認定番号下りるのが遅れる場合もあるので、違うとは言いきれません。
もちろん、僕の見た農860号も間違いなさそうだし・・・
いったいどういうことなのだろう・・・と朝から謎なのでした。
トラクターに限らず、機械の素性をもっとも素早く、正確に知ることのできる名札や表札のようなもの・・・それが銘板。
世界中の人が銘板を気にして記録してくれたら、年式や性能、他の機種との前後関係など一発でわかるのになぁ。
今日はこんなところです。また明日!