今日も昔のカタログシリーズ。先日紹介したサトーS-500、それに対してトラクター狂さんが、サトーSシリーズの雑誌の切り抜きを送ってくれました。
トラクター狂さん、いつもありがとうございます!
輸入したDBも混じっていますが、11機種ものラインナップ・・・豊富な機種の《白いトラクターシリーズ》と、胸を張るのも当然のことと思います。
当時はヰセキが空冷のTB・TSシリーズ、クボタはLの2ケタシリーズ〜Lの3ケタシリーズくらいでしょうから、水冷のトラクターが11種類もえらべたというのは出色だったのではないでしょうか?そのことを『白いトラクター強力シリーズ』と、不思議な言い回しで表現しているのも興味深いです。
一つ発見なのは、DBの3ケタシリーズだけでなく、1200も売っていた・・・ということ。古いDBはサトーがほぼカバーしていた・・・ということだったのが発見でした。
それから、国産っぽいSシリーズだけでも14馬力から21馬力まで、6機種もあります。
そしてお次はSTシリーズの雑誌の切り抜きです。これは衝撃的!精悍横溢ーー輝く「白」。
サトーの白いトラクターに、STシリーズが新登場!!
湿田に強い軽量級ST-1500と前進12段・後進4段・PTO4段と幅広い作業を誇るST-2500の2機種。
特許オートガバナーをはじめ、新採用の各種メカニズムにより、高性能で操作性バツグン。水田作業をはじめあらゆる作業に威力を発揮します。春耕はサトーの輝く「白」で出発ーーーーとおきめください。
精悍横溢ってのがいいですね。こんな使い回し、見たことがありません。「あふれるたくましさ」とルビが振ってあります。当て字といい、上からという斬新な視点で切り取った匿名おねえさんといい、新しさを感じます。
ST-1500、かなりDB感があります。SシリーズからSTシリーズになってもDB路線は続いていたんですね。
たくさん収集して、これらをいつか系統立ててみたいです。今日はこの辺で・・・また明日!