今日は北海道の中古車屋さんで見たクボタトラクター、Joycom Jr. GB115「撮りトラ」です。

何の変哲もない新しめのクボタです。ただ、眺めているうちに色々おもしろいことに気がつきました。

まず、ボディにはGB115と書いてあるのに、安全鑑定証票にはGB110と書いてあります。鑑定ナンバーはNO.26147

年度 2001
安全鑑定番号 26147
型式名 クボタ GB110
主な仕様
4輪駆動 機関 7.7kW{10.5PS}/3000rpm、0.479L
希望小売価格:730 (千円)
鑑定の対象に含めたアタッチメント等
装着キャブ・フレーム(合格番号) クボタ SF-GB110 (201015) クボタ SF-GB110-2(201016)
となっていました。世紀の変わり目に生まれたトラクターのようです。

価格表がついています。
クボタGB115 10.5PS
税込現状渡し現金価格 ¥615,000
使用時間 181時間
タイヤ4.00-10/R7-14
ロータリー 105cm(爪5割)逆転付
とあります。GB115だけど10.5馬力なんですね。

銘板でもそれが確認できます。
型式名 クボタGB110
区分 -
車両型式名 クボタAR
車台番号 -
機関型式 クボタZ482
無負荷最高回転速度 3250rpm
製造元 株式会社 クボタ


そしてもう一つ・・・
ボディにjoycomJr.と書いてあるんです。ジョイカムジュニア(ジョイコムだと思っていたけど違うようです)これ、見たことあります!
レインボー行変格活用


もとい、ジョイカム変格活用
レインボー行変格活用じゃあキャチーじゃないので、ジョイカム変格活用としましょう。




実はジョイカム変格活用は田植機やトラクターだけじゃなかった






ジョイカムファミリーの田植機やコンバインが1997年から1998年あたりに生まれたのに、なぜかちょっと離れて2001年にグランビアボーイから変格したジョイカムジュニア・・でも、大きな括りでいえばミレニアムの境目、3年あまりの間に誕生したジョイカムワールド。この後その世界がどうなったか気になります。
今日はこんなところです。また明日!
H2さん おはようございます
そうなのでしょうね
申請もやるとなったら色々とめんどくさそうです
しかも売上に結びつくわけでもないですし・・・
値段は・・・ピカピカだし使用時間も少ないから・・・ということなのでしょうね
10.5馬力だから四捨五入して11馬力、
そして(おそらく)GB11とかGB110があって、
型式変更を必要としないレベルの細かいモデルチェンジでGB115となったのではないでしょうか。
以前お送りした自製のモデル年表でも抜けてますね。
しかし古いモデルなのに結構お高い。