

TU217FはE3AG1水冷4サイクル3気筒ディーゼル1,429cc21馬力/2500rpmだそうです。奥に見えるのは以前紹介した、同じくイセキのランドホープTU200Fです。


それもそのはず、TU217FはTU200Fより新しいんです。



トラクターの場合、そもそも有用だったりするわけで、役に立つという感じよりはスポーツのユーティリティ・プレーヤーのように1人でいくつものポジションをこなすという感じでしょうか・・・
あ!他にランドリーダー(TA型)はTL型の進化形で、TLのLはラグジュアリーのLだそうです。今で言うプレミアムトラクターみたいな意味でしょうか?(←未確認)

(見たい方は先のご利用条件同意から始めなくてはなりません)
というわけで、イセキ・ランドホープTU217Fのカタログです。気になったのは、『パワフル&アメニティー、極めれば“R”のフォルム。』という部分。要は快適・先進機能を『“R”のフォルム』(多分デザイン的なものだと思います)で包んだ・・・ということらしいのですが、パッと見、どこにも“R”の要素が見当たりません。どこに“R”が隠れているのだろう・・・
しかし、ここでも昨日気になったカプセル化が出てきましたね。“R”を説明してもらう、もしくは“R”が理解できないと全く意味が通らなくなってしまいます。

と銘打って、前に向かって下がり前方視界を良くするスラントボンネットと、マフラーをエンジンフード内に納めることで視線を遮るものを減らし、ハウス内の作業や小さな圃場での神経を使う操作を軽減できることを謳っています。このスラントボンネット、サンシャインJr.B1600DTではダイヤカッティングボンネット・・・と呼んでいましたね!

とあります。
足元広々のフルフラットデッキ、そしてインナーマフラーとスラントボンネットで視界スッキリという機能?をちょっと丸っこいフォルム(多分それが“R”のフォルム?)で包んだ・・・ということくらいしか“R”の意味がわかりません。
!!!
あ!そうか!“R”はラウンドの“R”じゃないかな?
とりあえず現時点では『Rのフォルム』とはラウンドの“R”としておきます。それまでのランドホープがカックカクだったので、少しRをかけて丸くしたという意味で・・・

農 1793号
ヰセキ TU28F型
となっています。
こちらですと認定は平成2年、1990年でした。

ヰセキTU197
安全鑑定番号 1401013
型式認定番号 農1790号
ヰセキTU197F
安全鑑定番号 1401014
型式認定番号 農1791号
ヰセキTU217
安全鑑定番号 1401015
型式認定番号 農1792号
ヰセキTU217F
安全鑑定番号 1401016
型式認定番号 農1793号
ヰセキTU237
安全鑑定番号 1401017
型式認定番号 農1794号
ヰセキTU237F
安全鑑定番号 1401018
型式認定番号 農1795号
ヰセキTU257
安全鑑定番号 1401019
型式認定番号 農1796号
ヰセキTU257F
安全鑑定番号 1401020
型式認定番号 農1797号
となっています。同じ仲間は一緒に申請をして、降りてくる番号も連番になるのですね!
当時各社そんなのが出ていた!
(フラットデッキ+スラントボンネット+インナーマフラー&Rボディ)



どうでしょう・・・何となく共通した雰囲気があると思いませんか?『Rのフォルム』はヰセキのみならず、このクラス、この時代共通のフォルムだったのではないでしょうか?
今日はこんなところです。また明日!