時間に追われ切れ切れになってすみません、すごくキレイでまだまだ現役のマッセイファーガソン・コンバイン、MF240。その灯火類がスッキリとは行かなかったというお話の続き、少しだけ解決したというお話です。
動画、MASSEY FERGUSON MF240の麦刈り
↑このコンバインの灯火類のメーカーが気になっていたわけです
そのおさらいで初めから・・・このタイプの汎用コンバインは太い胴体に対してお尻がスリムです。そのため、サイドマーカーとしても意識しているのでしょうか? 長いアームの折りたたみ式ウインカーになっています。
で、その折りたたみ式のウインカーです。スペリーニュー・ホランド クレイソンコンバイン8050ではHELLAのウインカーを採用していました。
そのMF240のウインカーを拡大すると・・・Cluterocheという銘がありました。(これがそもそも間違っていたわけです)2015年にもFORD8210にヘッドランプが採用されていたのを発見して、その時もCluterocheと書いてあると信じていました。
これがFORD8210のヘッドランプ、銘部分を拡大したものなんですが・・・
しかし、ネットでどう探してもCluterocheはでてきません。色々探しているうちに2つの写真を見つけました。このランプメーカーは1970年代、オートバイやクルマにも採用されていたみたいなのです。
これがオートバイに採用されていたヘッドランプの銘。僕が見たヤツと同じです。
そしてこの写真がその裏側。ゴムカバー部分に「AUTEROCHE」と書いてあるのがわかります。ん??表がCluterocheで裏がAUTEROCHE?
表と裏で違うじゃん・・・変だなあ。
と、思ったのですが、ヘンなのは僕の目のほうでした。
銘のClだと思って見ていた部分はaだったんです。つまりCluterocheではなく、auteroche!
この正面についている作業灯も・・・

auteroche
MADE IN FRANCE!
この屋根のないオープンなグレンタンクついている・・・
作業灯(グレンタンクには屋根がなく、オープンなので、夜でも作業灯があれば簡単に確認できます)も
auteroche
MADE IN FRANCE!
この作業灯のパターンはシンプルだけどカッコいいなあ。
前のウインカーも同じくauteroche
WEBサイトも見つけました。auterocheは1875年創業のABLグループというヘビーデューティ、鉄道、アクセサリ用ライトのメーカーのブランドのようです。2015年からの疑問がとけてとてもスッキリしました。
その他の部分を見てみます。
すっごくシンプルな運転席。
なんだろう・・・1分計かな?
メーカーはJAEGER
マッセイファーガソンではおなじみですね
丸い計器風機器の中に様々な表示のあるコンビネーションメーター。これはおもしろい!
こちらもJAEGER
1927年頃、Jaeger Edはスミス・モーター・アクセサリー社に買収され、ブリティッシュ・イエガー社と名前を変えました。
長い間、スミスとブリティッシュ・イエガーの速度計の文字盤には「Jaeger patent」の文字があったそうです。
英国製JAEGER 「patent applied for」(特許出願済)とありますが、色々探しても「Jaeger patent」と書かれたものはありませんでした。
これはなんだろう・・・
拡大してみるとHELLA
座り心地の良さそうなシート
とりとめなく目についたところを羅列しただけになってしまいました。今日はここまでです。また明日!
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