今日は去年Nさんに連れて行ってもらった、常総市の展示会で見たメタリックブルーのニューホランドT6.160・オートコマンド&Dondiスピードプラウ+サブソイラ「撮りトラ」だらだらとその4です。
まずは動画から。
主に走っているところ
↑40秒ほど
主に運転席から撮ったもの
作業機の幅とか重なりとかも考えてくれるみたいです。↑1分50秒ほど
先日はステップ狭いなあ・・・と感じました。
というわけで他の大きなトラクターと比較してみます。以下は参考リンク。
マッセイファーガソン
『25から7615まで・・・フランス製(多分)のマッセイファーガソンMF7615・・・「撮り虎」』
クボタM7001シリーズ
『クボタM7151の車高調整とフェンダーの動き(←おもしろい!)・・・「撮りトラ」』
ジョンディア
『JD6130Rフェンダーステーとプラキャップ・・・「撮り虎@ダイナミックフェア2016」』
並べて比べてみます
レンズが違うのでぴったり比べられないし、いろいろトラクターには種類があり、こういう比べ方は暴挙なのかもしれませんが、僕にとってはみな「大きなトラクター」。小さくて見にくいと思います。パソコンで見ている方はクリックすると拡大します。こうやって見ると、MFがホイールベースが長く、クボタM7シリーズ、ニューホランドT6の順に短くなる感じです。その中でもステップの幅が圧倒的に狭く窮屈に見えるのがニューホランドT6。
やっぱり、フロントのホーシングごと曲がる「スーパーステア」ってヤツのせいでステップが追い込まれちゃってるのでしょうか・・・
T4シリーズなどは76°も切れてしまうそうです。個々に並べます
マフラーこっちかわもRがついてる! 3次元曲げだ!いいなあ
この機体とは違うので参考になります。ダイナミックフェア2016で見たクボタM7151は 、M7151HC-MSPHM1-JP 価格¥21,168,000 ★展示機は欧州向け仕様(M7シリーズ)の参考商品であり販売機とは一部仕様が異なります。 ★記載の型式名は暫定型式名です(2016年5月31日時点) ★仕様や価格の詳細につきましては、担当者にお問い合わせください。・・・と書いてありました。これのフロントフェンダーは不思議な動きをしていました。
クボタM7シリーズのフェンダーステー
ピボット部分を拡大してみるとこんなマーク車高調整が動くようすとフロントフェンダーが動くようす
↑60秒ほど。
そしてJD
ジョンディア JD6130R,EA9 価格¥19,224,000 オートパワー無段階変速オートマ感覚、トリプルリンクサスペンション、10インチモニター、電子制御油圧キャブサスペンション
JDのフェンダー取付けステー。
ピボット部分を拡大してみるとクボタと同じマーク。LODIって書いてあるように見えます。ニューホランドT6.160
ニューホランドT6.160はWEBページによれば、水冷4サイクル4気筒4485ccコモンレールディーゼル131馬力/2200rpm。スーパーステアであんなに動くんですから、当然フロントフェンダーは逃げるタイプのはずです。
ビンゴ!同じマークです!クボタ、JD、NH・・・みんな同じピボットフェンダーシステムを採用しています!絶対見つけたい!
マークを描いて、縦にしたり横にしたり斜めにしたりして画像検索をしてみたのですが、見つかりません。いろいろキーワードを変えて検索すること1時間。やっと見つけました。
やっぱりLODIでした。ロゴも全然違います。見つからないわけです。
ロディは、1958年創業のイタリアはファッブリコというところにある、mechanical carpentryの会社でした。このmechanical carpentryを翻訳サイトで翻訳すると、「機械的な木工」と出てきちゃいます。想像するに形になった製品ではなく、機械の骨格的なものを作るというイメージなんじゃないかな(もちろん木工などではなく)・・・と思います。このサイトにちょうどフェンダーの動き動画が載ってました!
↑動きがもっさりしているので、時間のあるとき、おおらかな気分で見てください。
ロディかあ
この大型トラクターのフロントフェンダー界(超限定された世界)を引っぱるロディという会社。これと同じかと思ったら・・・
ロディちゃん!これも確かイタリア生まれちゃなかったかな?
ウィキペディアによると
ロディ(Rody)は、イタリアのレードラプラスティック社が発売している、馬をモチーフにした乗用玩具である。
馬だったのか!小さいからロバだと思ってた。
それにRODYだし・・・
おあとがよろしいようで・・・
上の記事とゆるく関連しているほかの記事: