いつまでも終わらないキャンペーン・・・マッセイファーガソンMF240・・・「撮りトラ」その2

今日はちょっと時間が開いてしまいましたが、ドライブの途中で見た、マッセイファーガソンMF240「撮りトラ」その2です。

マッセイファーガソンMF240。tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
マッセイファーガソンMF240。tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。

思い出していただけましたか? 一見カタチが古くてざっくり作ってありそうに見えますが、各部にカバーが付いていたり、細かいところが洗練されていて、一言でいうと「シンプルで新しい」感じです。

tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
後ろから見るとセフティガードというか、屋根の支柱がものすごく太くてしっかりしています。そういう気持で見ると、全体的に鉄板厚そうな、しっかりした丈夫な感じが伝わってきます。
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
オリジナルっぽいけどロゴにかぶってしまっているので、工場では取付けそうもない工具箱を撮ったのですが、今は消えかけたボディの文字が気になっています。

中山間地域農業経営確立事業

拡大してみると「中山間地域農業経営確立事業」と書いてあります。島地区で田植機を導入した「経営体育成支援事業」のようなものでしょうか?(それにしても感じばかりですごく長いのが気になります。目がちらちらするし読みにくいです。)

ちょっと調べてみると・・・中山間地域とは

中山間地域の位置づけ
平野の外縁部から山間地に至るいわゆる中山間地域は、国土の骨格 部分に
位置し、全国土の7割程度の面積を占め、総人口の約14%が居住する 地域である。ま
た、耕地面積、農家数、農業粗生産額で全国の約4割、全体の農業集落数の約5割を占
めるなど我が国農業・農村の中で重要な地位を占めている。

栃木県のサイトに分かりやすい絵がありました。これを見ると平野以外全部中山間地域です。となると膨大な面積になりそうですね。
栃木県のサイトに分かりやすい絵がありました。これを見ると平野以外全部中山間地域です。となると膨大な面積になりそうですね。

位置づけとしては上記のようにいて、これらの中山間地域は・・・

① 多様な農林産物等の供給
② 国土・環境保全、水資源のかん養
③ 豊かで美しい自然環境に恵まれた国民の居住空間、余暇保養空間の提供
④ 自然とのふれあいを通じた青少年の教育の場の提供、伝統文化の継承等多様な
役割を果たしている。

ということになっているわけですね。これらの地域は人口の流出や高齢化が進行しており、環境の保全が難しくなっているそうです。ここまでは「多面的機能支払交付金」の根拠と同じですね。

その上に農業は傾斜地が多く生産性が低いなどと不利な条件が重なっています。したがって中山間地域での農業経営を安定させるための補助ということになったのでしょう。

全部の農家に当たるわけではないでしょうが、平野部も山間部も都市以外のすべてでこういったキャンペーンが名前を変えて(漢字がズラズラ並ぶのはみな同じですが)おこなわれていたのです。

その努力にも関わらず、山の自然はだんだん人間の領域を飲み込んで平野に迫りつつあるようですが・・・

それにしても知らなかったなあ・・・今はさすがに見かけなくなりましたが、1年365日、閉店セールをやっているお店がありました。それと同じように、いつまでも終わらないキャンペーンっていう感じですね!

tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
よく見ると「平成13年度中山間地域農業経営確立事業」と書いてあります。ということはこのMF240は2001年製、15歳ということになりますか・・・

それから、↑上の写真の右下に見えているカバーのかかったオルタネーター・・・拡大してみます。

tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
Iskra MADE IN SLOVENIAと書いてあります。初めて見たなあ。

Iskra MADE IN SLOVENIA
Iskraこんなロゴです。
ヨーロッパを中心に各国に展開する電機メーカーのようです。サイトがなかなかステキ!
ヨーロッパを中心に各国に展開する電機メーカーのようです。サイトがなかなかステキ!
自然と自分たちの製品・・・おもしろい写真がトップサイトに並んでいます。
自然と自分たちの製品・・・おもしろい写真がトップサイトに並んでいます。
これなんかもユニーク!
これなんかもユニーク!
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
いつもいつも真ん中に被写体を入れているつもりなのにどうしてもこう、右に寄っちゃうんです。しかも傾いちゃうし・・・

性格が偏っているんですね・・・きっと。

tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
これは色々カバーがかかっているのを撮ったのかな? 真ん中に入っている透明の部分がある円筒形のものも気になっていたはずです。
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
シートの背の部分、蛇腹が見えています。高さを調整できるのか、サスペンションがついているのか・・・ナンバー台も兼ねているのかなあ。
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
フェンダーは角のRが大きいし、プラスチックなのかなあ・・・黒い鋲の部分は鉄板を裏打ちしているのかもしれない・・・
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
フェンダーは平らで広く、丈夫そうです。しっかりしたグリップもついて使いやすそう!
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
ホイールもこれまたシンプルなディスクタイプ。
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
気になったのはこちら。黒い丸いものは何だろう・・・コネクターキャップかな。
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
拡大してみるとキャップにBRITAXと書いてあります。

フォードによく使われているイギリスのメーカーBRITAXですね!

ネットでロゴを見つけてきました。現在はこのウインカーとは少し変わっているみたいです。
こんなロゴです。
1930年代にイギリスで生まれたメーカーのようです。現在はPMGというメーカーと一緒になって、今もテールランプを作っているようです。
1930年代にイギリスで生まれたメーカーのようです。現在はPMGというメーカーと一緒になって、今もテールランプを作っているようです。
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
コンビーネーションランプの上の黒い長方形(色々カバーがかかっているMF240だけに何かのカバーか?)は拡大してみるとCOBO製。
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
ウインカーもCOBO製。

COBOはフォードやジョンディア、MFなどにも使われていますね。いろいろなところから部品を調達しているんですねえ・・・

COBO社のロゴ
COBO社のロゴ

この会社は第二次大戦後、イタリアで生まれた会社のようです。タイマーリレーやライトリレーを作って、ハイビーム/ロービームの切替えを電気的に行えるようにした会社だとか・・・

現在は色々手広くやっているみたいです。http://www.cobo-group.com/
現在は色々手広くやっているみたいです。http://www.cobo-group.com/
tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
ヘッドランプは拡大してもよくわからなかったのですが、楕円のマークがついているところを見るとHELLAかもしれません。

以上でマッセイファーガソンMF240「撮りトラ」その2はおしまいです。

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

“いつまでも終わらないキャンペーン・・・マッセイファーガソンMF240・・・「撮りトラ」その2” への2件の返信

  1. 山葵さん こんばんは

    エンジン左サイドのガラス瓶は燃料タンクからやってきた燃料を一旦溜め込んで
    塵埃や水を重力で分離させて上澄みをガラス瓶の上の濾紙できれいにしてから噴射ポンプに
    送っています。セジメンタとかグラスポットとかストレーナとか色々呼び名があります。

    「ストレーナ」というとなんだかですけど、「セジメンタ」という名前、響きがいいですね!(意味はわかりませんが)

    フェンダーは僕も是非鉄であってほしいと思います(相当深絞り)
    そんなフェンダーなら補助シートも付けられますね!

  2. エンジン左サイドのガラス瓶は燃料タンクからやってきた燃料を一旦溜め込んで
    塵埃や水を重力で分離させて上澄みをガラス瓶の上の濾紙できれいにしてから噴射ポンプに
    送っています。セジメンタとかグラスポットとかストレーナとか色々呼び名があります。
    濾紙の部分がブロック色なので、新車から一度も交換されていないと思われます
    このガラス瓶が大きいほど、沈殿させる時間が長くなり流速も遅くなり、性能がいいといえます
    燃料タンク内部の状況も判断できますね。

    左フェンダーテールランプの丸いプラ部品は、トレーラーなどの灯火に電気を送るソケットで
    下から上にパカ!っと開く蓋になっています。ソケット自体はパソコンの9ピンコネクター
    を巨大化したようなもので、レンコンの穴みたいな配列で国際規格でどのピンがブレーキで
    どのピンがウインカーなのか位置が決まっています。バイクやスノーモービルを運ぶ
    家庭用小型トレーラーも全部これで繋げるようになってます。

    フェンダーは鉄かな?リア作業灯をそのまま取り付けられるならかなり強度があるかと。

    トラクターの椅子は前後上下に調整できたり、バネレートを調整できたり、スイベル調整も
    できますが、プラウ作業で溝にはまって作業する時椅子が斜めになって腰が痛くなります
    これを解決したシートってないんです。いや、最新のシートはできるのかもしれませんが・・・
    リバーシブルプラウが主流なので交互に傾斜するから逆にストレッチになっていいのかも?
    昔はひたすら右傾斜の作業だったので腰痛持ちの人は苦労したそうです。

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