今日も「撮りトラ」スガノ農機「土の館」で見た日の本トラクター、MB13です。
今日は「土の館」で見た日の本号です。扇のマークが付いているはずの正面のカバーが失われてますね。
日の本MBは「Miniature Better」の略だった!
何気なく撮ったMBのバッジ。よく見ると円周に「Miniature Better Hinomoto」と書いてあります。
拡大してみます。日の本のMB型は「Miniature Better」の略だったんだ!!!
そういえば同じ日の本のユニークな二人乗りのトラクタはJF型で、「Joyful Fashion(ジョイフルファッション)」の略でした。日の本はなんだかキャッチフレーズというか、商品のコンセプト?の略を型名にするみたいです。おもしろいなあ。
何か他の会社にもこんな例がありそうだけど、パッとは思いつかないや。
エンジンは水冷石油発動機
ラジエターキャップが運転席側にあるなあ・・・そもそもラジエターがあるのかもわかりません。もしかしたら開放型の水タンクを塞いでしまっただけかもしれません。タンクの圧は0.5と低いです。
エンジンは石油発動機。ガソリンと灯油のキャップが並んでいます。
その他の部分
Miniature Betterというだけあって、とても小さい。足の踏み場もない感じです。
プレス品が多いのでペラッとした印象。
メーターパネルには右下に「ホーン」と書いてありますが、実際のスイッチは省略されています。
チョークがメーター右下に見えます。ディーゼルのクルマだと、チョークというよりはアイドリングの調整みたいなものでしたが、石油発動機のチョークとはどんなものなのでしょう・・・
ややっ!? ここにも謎の企業ISHIKAWA
かわいらしい2つ目ちゃん。そういえばメーターパネルには、ハイビーム/ロービームの切替が付いていました。
むむっ!ここにも「ISHIKAWA」
ここにもISHIKAWAです。イセキTS2810の作業灯、井関ZETOR3011の作業灯、そしてもしかしたらのデュアルライトの乗用トラクタ、クボタRY-70に付いていたヘッドライト・・・およそ50年くらい前の作業を照らしていたであろう、「ISHIKAWA」ブランドの明かり。
歴史の舞台から突如消えて伝説になってしまったムー大陸のようにその足跡を辿ることができません。一体どういうブランドだったのでしょう・・・
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日産エンジン搭載の日の本ですね~
石発のチョークは、ガソリンエンジンのチョークと
同じです。
ボンネットの中にはラジエターが入っています。
横水ヂーゼルや石発のラジエターは圧力が低いですね
解放水冷でも間に合うくらいだから車のように高圧に
ならないのかもしれません。
あと、MBのステップは小型トラクターでは広い方です
ブルトラは本当に足の踏み場がないです(笑)
発動機のシャチさん おはようございます
ありがとうございます
あんなに薄いのにラジエター、ちゃんと入っているんですね!
チョークもガソリンエンジンと同じ・・・石油発動機はやっぱりユニークですね
どうしてなくなっちゃったんだろう・・・