先日のJD1020と同じ場所で、ちょっと片隅に追いやられて「現役を退いてる感」のある、コマツインターナショナルD439を見つけました。それでも完全な雨ざらしではなく、ボロボロのシートを被せられたその下は、よく見るとしっかりしていてまだまだ動きそうです。
70年代のカタログには載ってないなあ・・・もっと古い?
以前紹介した70年代、コマツインターナショナルのトラクターカタログには載っていません・・・確かにこの時代のスクエアな感じと少し違います。もっと古いのかな?
WEB上、地方独立行政法人 北海道立総合研究機構昭和40年の研究「水田用砕土機性能試験」の中に「小松インターD439」の記載がありますから少なくとも昭和40年には存在していたということになります。
その他、「水田用代かき機性能試験」にも「小松インターD439」の記載がありますから、昭和40年の試験機ラインナップに「小松インターD439」が存在していたのだと思われます。
というわけでだいたいこの機体は49〜50歳という感じではないでしょうか?
本家のIHにもD439はラインナップされています
調べてみると、以前のコマツインターナショナル676のような日本専用仕様ではなく、世界で売っていたもののようです。
ちょっと前のインターナショナルB-450みたいなクラッシックでかっこいいお顔じゃないですか! あらためて見直してみると・・・
そして電装探偵団・・・でもほとんどが小糸製
なぜかスタンレーはありません。スタンレーのほうが新しい会社なんでしょうか?
メーターだけクルマだったらポルシェやBMWに使われて、トラクターだったらジョンディアにも使われているVDOです。ほほー
本当はシートの無い姿を見てみたかったのですが、しかたがないですね・・・この項これで終ります。
ぶんさん コメントありがとうございます
同じサイズのピストン!
これもスッキリしました!
はい、最初の数字が気筒数、次の数字が馬力で、同じサイズのピストンが使われていたはずですよ。
ぶんさん コメントありがとうございます
D219,D326,D439が同じ仲間なんですね
確かに顔もみんな同じような顔です
このトラクターは昭和四十年前後に販売されてました。D219,D326,D439と、エンジンが2.3.4気筒の違いはあるんですが、共通のシリーズです。営業的にはMF35や、Fordson Dextaほど売れなかったですね。
カッコいいですね。特に下からのアングル、こんどカメラで撮ってみよ。。
山葵さん おはようございます
本当にあたりまえのことなのですが、知らない言葉がたくさん出てきておもしろいです
「クレビスヒッチって何だ?」とか「カミンズエンジン??」などといつも調べています
多分一生知ることのなかった言葉に触れるというのは、どういったら良いのでしょう・・・
「戦力がアップした感」があります
ラジエターグリル、クレビスヒッチの上の穴は
クランクハンドルが嵌るようになっています。
あ!これなら知ってます
バイクにもありますよ!
ラジエターグリル、クレビスヒッチの上の穴は
クランクハンドルが嵌るようになっています。
ところが、デコンプ機構が付いていないので
バルブクリアランス調整などにクランクを使った
のではないでしょうか?
小松の古いマークを見るとカミンズエンジンを積んだ
時代のブルドーザーを思い出します
粘り強さもサウンドも重さもオイル量も排気ガスも
いろんな意味で最高のエンジンでした(^^)
現在のケースインターはカミンズを乗せていますが
噴射システムは標準的なスタイルなので物足りないような、、、