説明できない抜け殻の良さ。デビッドブラウンDB895「撮りトラ」と「撮り工具箱」

今日はhokkaidoujinさんのところで見た、デビッドブラウンDB895のエンジンフードです。これも「撮りトラ」ですかね・・・

 

なんでこんなことになっちゃったのか・・・エビの抜け殻みたいに落ちてます。きっと中身はするっと抜け出して、どこかのトラクターの中に納まっちゃっているのでしょう。
なんでこんなことになっちゃったのか・・・エビの抜け殻みたいに落ちてます。きっと中身はするっと抜け出して、どこかのトラクターの中に納まっちゃっているのでしょう。

 

今日はこの一枚だけなんです。僕は朝、撮った写真をつらつらと眺めて「今日はこれにしよう」とブログに上げる写真を決めています。

 

写真は「モノ」が放出する「何か」に引っ掛って撮るものだと思いますが、僕の場合、撮るときに引っ掛かり、さらにもう一度選ぶときに目についているわけで、二重に引っ掛った写真をブログに上げていることになります。

 

こんなにフックしているのに「何がいいのか」うまく説明できませんねぇ・・・錆びた抜け殻のどこがいいんだろう・・・ひっくり返っているのもいいし(これが上下逆だと別の意味になると思うんです)錆びて目が穴になっているのもいいし・・・

 

まあ、結局よくわかんないわけで・・・

 

とりあえず先に進みます。そのあと気がついたのが左頬のあたりに付いている工具箱。これ、デビッドブラウンの場合、あまり見かけません。

 

なぜ工具箱とわかったかというと、形もさることながらDBの銘板が付いているからです。拡大してひっくり返してみると、DB895だということがわかりますね! ただ、tractordata.comで調べてみると、エンジンが CaseIH 4.4L 4-cyl dieselということだけで年式も馬力もunknownになっていました。
なぜ工具箱とわかったかというと、形もさることながらDBの銘板が付いているからです。拡大してひっくり返してみると、DB895だということがわかりますね! ただ、tractordata.comで調べてみると、エンジンが CaseIH 4.4L 4-cyl dieselということだけで年式も馬力もunknownになっていました。

 

伝統的にDBは工具箱に銘板が貼ってありました

 

北海道のエンデユーロの帰り、いつもコメントをいただくhokkaidoujinさんのところにおじゃましてきました。(ありがとうございます!)そこで見せていただいたたくさんのデビッドブラウンの中で一番のご自慢は、この自作ハーフクローラのDB1490でした。
これはデビッドブラウンDB1490です。フェンダーの裏、工具箱?に銘板が貼ってあります。これはおもしろい!

 

北海道のエンデユーロの帰り、いつもコメントをいただくhokkaidoujinさんのところにおじゃましてきました。(ありがとうございます!)そこで見せていただいたたくさんのデビッドブラウンの中で一番のご自慢は、この自作ハーフクローラのDB1490でした。
同じくDB1490。いろいろ書いてありますね・・・

 

DB885

 

デビッドブラウン885
エンジンフードの上に鳥の巣があります。しばらく動いていないですね。このイイカゲンな巣の作りは「ハト」だな。ヤツラの巣作りは本当にテキトーです。もうちょっと繊細にやればずいぶん快適さが違うと思うんですが・・・

 

拡大してみると「デビッドブラウン885」と日本語表記が見えます。佐藤造機が扱ったたものに違いありません。
拡大してみると「デビッドブラウン885」と日本語表記が見えます。佐藤造機が扱ったたものに違いありません。

 

児玉さんは銘板収集家でもあります。これ、工具箱に付いているんですね。
これ、工具箱に付いています。

 

工具箱、また「何がいいのか」説明できないんですけど、いいですよね。中に入っているもの、大したものじゃなかったりするんだけどもイイ

 

なんだろうなあ・・・そういえば「宝石箱」という単語ありますよね? あれって、宝石を入れる箱のことを言っているのだけど、ステキなものの代名詞というか、とってもステキなものがたくさん詰まっていることを指して使われています。あんな感じでしょうか・・・

で、ステキなものがたくさん詰まっている(かも)な工具箱いろいろ

 

結構撮っているんですよ・・・工具箱。まずはFORDSON SUPER DEXTAの工具箱。

 

看板トラクター「看トラ」のフォードソン・スーパーデキスタ FORDSON SUPER DEXTA
フェンダー裏の工具箱。

 

フォードソン・スーパーデキスタ FORDSON SUPER DEXTA 模型
模型にもちゃんと工具箱が表現されています。

 

メリーティラーの工具箱

 

一番気になったのがこの箱。工具箱でしょうか。ぴったりと左右のハンドルの間にできるスキマに寄り添った愛せるかたち。真鍮のエッチングによる銘板もステキです。こういう部分、「持つヨロコビ」をくすぐるところですよね!
もう一度工具箱?の写真に戻りますが、電源と思われるコードは切断されています。もしかして工具箱と思っていたこの箱、ヘッドランプをつける電池ケースだったりして・・・

 

イタリア生まれのマッセイファーガソンMF154?/174?/184?/194?の工具箱

 

フェンダー脇には工具箱。
フェンダー脇には工具箱。

 

クボタL2601DTの工具箱

 

クボタL2601DTは農研機構の登録で1976年、今年で40歳です。3気筒立形4サイクルディーゼル1299cc、26馬力/2800rpm。この顔はL3001と同じ涙袋のあるタイプ。
アクセスしやすく、大きな備え付けの工具箱。ブルトラのとはえらい違いです。進化してますね!

 

クボタブルトラB5000の工具箱

 

このB5000の中でいちばん気に入ったのはここ。燃料タンクの下、わずかなスペースに・・・
このB5000の中でいちばん気に入ったのはここ。燃料タンクの下、わずかなスペースに・・・

 

なんと工具箱が!そしてそのフタには「工具箱 強く引くとあきます」
なんと工具箱が!そしてそのフタには「工具箱 強く引くとあきます」

 

輸出仕様のクボタM9000の工具箱

 

tractordata.comによるとクボタM9000はMシリーズと書いてあり、1997年〜 2005年 。エンジンはクボタV3300-TIE型水冷4気筒ディーゼル3.3Lのエンジンは、2600rpmで92馬力を発生させるそうです。
クボタM9000。熟れた柿色の工具箱!

 

FORD6600の工具箱

 

FORD6600はtractordata.comによれば1975年 - 1981年製。4.2リッター4気筒ディーゼル77馬力。ということは35歳から41歳あたり・・・ちょうどアラフォーといった感じです。
FORD6600。でかい工具箱?がチャームポイントです。

 

鈴江農機製作所CN型耕耘機の工具箱

 

Sさんのところで見た、鈴江農機製作所CN型耕耘機「撮りトラ」です。(耕うん機だからトラクターといえないかもしれませんが)年式はよくわからないんです。でも、昔のステッカー「金属銘板」の書体や各部の作りを見ると相当昔のものなのでしょう。しかも高級車!
鈴江農機製作所CN型耕耘機の工具箱

 

Sさんのところで見た、鈴江農機製作所CN型耕耘機「撮りトラ」です。(耕うん機だからトラクターといえないかもしれませんが)年式はよくわからないんです。でも、昔のステッカー「金属銘板」の書体や各部の作りを見ると相当昔のものなのでしょう。しかも高級車!
中身も入ってます。

 

Sさんのところで見た、鈴江農機製作所CN型耕耘機「撮りトラ」です。(耕うん機だからトラクターといえないかもしれませんが)年式はよくわからないんです。でも、昔のステッカー「金属銘板」の書体や各部の作りを見ると相当昔のものなのでしょう。しかも高級車!
SUN LIGHT 聞いたことないメーカー。

イセキポルシェTB-23のすてきな名前入り工具箱

 

すてきな名前入り工具箱付き!
イセキポルシェTB-23のすてきな名前入り工具箱付き!

 

MF240の工具箱

 

tractordata.comによればMF240はパーキンスAD3.152 2.5L 3気筒ディーゼル 46馬力/2000rpmだそうです。
MF240の工具箱。オリジナルっぽいけどロゴにかぶってしまっているので、工場では取付けそうもない工具箱を撮ったのですが、今は消えかけたボディの文字が気になっています。

 

FORD6600の工具箱

 

強烈な存在感。右頬のあたりにあるのは工具箱かな?
強烈な存在感。右頬のあたりにあるのは工具箱かな?

 

 

tractordata.comによればFORD6600は、1975年〜1981年 7600と同じ排気量の4.2L4気筒ディーゼルで、馬力は7600よりちょっと低い77馬力/2100rpmだそうです。
う〜ん・・・ラジオ?スピーカー? バックする「ピィーッ、ピィーッ、ピィーッ」って音を鳴らすスピーカーかなあ・・・それとも作業中もお気に入りの演歌を大音量で流すためのもの?

 

クボタRVの工具箱

 

1964 KUBOTA Tractor RV70 10PS 機種名:クボタトラクタ 形式・仕様:RV-70型 10馬力 製造国・国:(株)クボタ 日本 導入年度:1964(昭和39)年 使用経過:水田地帯に多く導入された機種で、乗用耕耘機として人気が高かった。 主な作業はロータリでの耕耘。
クボタRV。フェンダーの上のプラスチック工具箱? 後付けかしら・・・このタイプのパッチンと留める箱って昔からあったのかなあ。ビニールの椅子を取って付けたような感じで「座るところ(座面)」にはあまり気が行かなかったと思われます。

 

JD-6430PM 工具箱
プラスチックでよかったらジョンディア JD-6430PM備え付けの工具箱! MADE IN USAであって欲しい。

 

TOOL BOX こういう風に色を塗りたいけど、絶対に塗れない・・・神様が塗った色・・・という感じ。どんな工具が入っているのか、中が見てみたいです。同じように油で煮締まった工具なんでしょうね・・・
TOOL BOX こういう風に色を塗りたいけど、絶対に塗れない・・・神様が塗った色・・・という感じ。どんな工具が入っているのか、中が見てみたいです。同じように油で煮締まった工具なんでしょうね・・・

 

同じく工具箱です。これは本体付属の工具箱なのでしょうか・・・とすれば、工具箱も同い年ですよね。
同じく工具箱です。これは本体付属の工具箱なのでしょうか・・・とすれば、工具箱も同い年ですよね。

 

新しいトラクターのプラスチックタイプ工具箱を加えるとまだまだたくさん撮ってます。きりがないので今日はここまで。また明日!

 

追記Facebookのほうでレアな工具箱を見せてもらったので、追加で貼っておきます。味のある工具箱のオンパレードです!

 

珍しい大島の工具箱。こういうマークだったんですね!
珍しい大島の工具箱。こういうマークだったんですね!

 

ヤンマーの工具箱
ヤンマーの工具箱

 

シバウラの工具箱 どっちの色がベースですかね・・・赤い工具箱に青を塗ったのかな? こういうあとから加わった変化も金属の工具箱だと楽しめますね!
シバウラの工具箱 どっちの色がベースですかね・・・赤い工具箱に青を塗ったのかな? こういうあとから加わった変化も金属の工具箱だと楽しめますね!

 

今はモア用の工具が入っていますが、元々はヤンマーのトラクターのためのものだったそうです。ですからこのようにシフトパターンが入っている・・・ということです。まさに工具箱の系譜が刻まれています。
今はモア用の工具が入っていますが、元々はヤンマーのトラクターのためのものだったそうです。ですからこのようにシフトパターンが入っている・・・ということです。まさに工具箱の系譜が刻まれています。
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