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グローバルとガラパゴス MF374H「電装探偵団」・・・「撮りトラ」

ムンクの叫び顔、マッセイファーガソン(Massey Ferguson)のMF374H 「撮りトラ」の続きです。ヘッドライトに未知の発見!(当社比)大きな機械は本当に色々なメーカーの製品からなっているんだと、あらためて思いました。

Massey Ferguson MF374H まず、正面から攻めていきます。

Massey Ferguson MF374H まず、正面から攻めていきます。

Massey Ferguson MF374H ペラッとしたファーガソンマーク

Massey Ferguson MF374H ペラッとしたファーガソンマーク

Massey Ferguson MF374H

調査開始! まず大好きなヘッドライトに銘を捜します。

Massey Ferguson MF374Hのヘッドライト おお!見慣れないロゴマークが・・・はっきりしているけど、そうとうクネクネしているんで苦労しそう・・・

Massey Ferguson MF374Hのヘッドライト おお!見慣れないロゴマークが・・・はっきりしているけど、そうとうクネクネしているんで苦労しそう・・・

なにこれー

Sutunus? Satwuns? 検索窓に色々スペルを変えては入力し、サジェスチョン機能がどう反応するかみてみる。うーーーん・・・

やっぱり意味のある単語らしき候補としてはこれかなあ・・・saturnus

やっぱり意味のある単語らしき候補としてはこれかなあ・・・saturnus

SaturnuS

何語なのかはわからないけど、土星。「サトゥールヌス」とでもいうのかな・・・これでさらに調べてみる。すると・・・

ネットでこんなのを見つけた。ヘッドライトSaturnus

ネットでこんなのを見つけた。ヘッドライトSaturnus

拡大してみる・・・やった!ビンゴ! 土星ランプ社の製品だったんだ!

拡大してみる・・・やった!ビンゴ! 土星ランプ社の製品だったんだ!

さらに箱を拡大してみてみると、made in slovenia スロベニア製だ!

さらに箱を拡大してみてみると、made in slovenia スロベニア製だ!

・・・とわかったようなフリだけど、スロベニアって、名前は聞いたことがあるけどどこにあるんだ????

早速調べてみる。ネットは便利だなあ・・・おお! イタリアの隣なんじゃん。

早速調べてみる。ネットは便利だなあ・・・おお! イタリアの隣なんじゃん。

イタリアLandini社製のマッセイファーガソンですから、当然お隣の国で作ったヘッドライトを使うことも考えられます。

以前フィアットについているのを見つけた、イタリアはトリノのSIEMというメーカーは、このMF374Hの時代にはもうなかったのかなあ・・・

H4ヘッドライト、ひっくり返すとこう

H4ヘッドライト、ひっくり返すとこう

ゴムブーツ部分を拡大するとやはり同じ「SaturnuS」のロゴ。

ゴムブーツ部分を拡大するとやはり同じ「SaturnuS」のロゴ。

そして同じくこんなものも

そして同じくこんなものも

同じです。間違いないな。Saturnusというメーカーが存在しているんだ。

同じです。間違いないな。Saturnusというメーカーが存在しているんだ。

SaturnuS スロベニアの電機部品メーカー

さらに調査を続けるとこんな記事を見つけました。

さらに調査を続けるとこんな記事を見つけました。

朝の忙しい時間なのでものすごくテキトーですが、このスロベニアの「土星ランプ社」は、第二次大戦前から生き残っているほぼ唯一のスロベニア企業で、現在はHELLAの傘下でアウディグループやルノー日産など、世界の主な自動車会社のヘッドライトを生産しているそうです。

自動車ラリーも開催していた(いる?)らしいです。

自動車ラリーも開催していた(いる?)らしいです。

国を越えて行き来する部品

トラクターをアッセンブルした国はイタリアだけど、それを構成する部品はスロベニアのみならず、きっと多岐にわたっています。単に僕がそう感じるだけで確証はないですけど、こうなったのはMF374Hが生まれた1989 – 1993より以前からの印象です。

ヨーロッパ連合ができる以前からヨーロッパ経済はこんな風に国を越えて経済が交流していた・・・そんな感じです。

日本で自由にクルマで行き来できるヨーロッパと同じように国を越えて部品の調達をするのはムズカシイですよねぇ・・・こうやって見てくると、クローバリズムって、「大陸で生まれたものなんだな」と感じます。

日本のトラクターはほぼ100%日本製の部品で構成されているだろうし、日本の製品が日本の中だけで発達し「ガラパゴス」と揶揄されるのはしかたがないように思えてきました。島国なんだからしかたないじゃん。

あーでも英国は同じ島国でもうまいことやってるなあ・・・やろうと思えばできるのか?

やるとすれば、英国を見習って地続きのアジアで部品を調達して、アジアのどこかでアッセンブルして、色々な国に売る・・・こんな形になるってことですか・・・そう考えると少ずつそうなっていますかね・・・

そいういった過程でイタリアのSIEMが現在どうなっているのか追跡できなかったように、いくつかの日本のメーカーはDNAを何かのパーツに残して消えちゃうってことです・・・寂しいけど。

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメント

一昔前ならトラクタは100%日本製でしたが
今はそうは言えないみたいです。
家にはヤンマーEF342があるんですが、
台湾やタイで作った部品が付いてます。

ヤンマーはたしかトラクタのエンジンを
タイで組み立てしてたような気がします

2015年3月18日 9:22 AM | 発動機のシャチ

発動機のシャチさん おはようございます

さすがにヨーロッパに比べてずいぶん時間がかかっていますが
日本のトラクターもすでにアジア連合体(AU・・・造語)製になっているんですね!

2015年3月19日 7:54 AM | nora

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