多分1963年型式認定。クボタL27「朝1分の農機考古学」

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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝はめちゃくちゃ遅れているカートの製作のため省力化。手持ちの資料で運輸省型式認定番号を確定した、多分1963年運輸省型式認定のクボタL27です。

これが今回初出の写真。クボタL27R型です。ボディサイドに形式名はなく、クボタの文字がリベット留めなのはL15などと共通です。
以前見たクボタL27型です。ボディサイドに形式名はなく、クボタの文字がリベット留めなのはL15などと共通・・・。確か日本の稲作に向けて、水田用のトラクターと言われていたはず。
L27 クボタトラクタ 形式 L27 車体番号◯◯◯◯ 搭載機関形式 D1500 排気量 1498cc 最大出力 27PS 回転速度 2500R.P.M. 変速段数 前進6段 後進2段 PIU回転数 1136 727 504 RPM 物揚装置 ギヤーポンプ油圧式 とあります。
L27 クボタトラクタ 形式 L27 車体番号◯◯◯◯ 搭載機関形式 D1500 排気量 1498cc 最大出力 27PS 回転速度 2500R.P.M. 変速段数 前進6段 後進2段 PIU回転数 1136 727 504 RPM 物揚装置 ギヤーポンプ油圧式 とあります。
これがクボタL27Rのメインビジュアル。長いテキストもそっくり書き写してみます。 1111
以前紹介したクボタL27Rのカタログ。L27Rと、最後にRがついているので上のトラクターと同じものなのかどうかよくわかりませんが、L27Rのスペックは・・・

★車体
名称 L27R
形式 農用四輪トラクタ
全長 3,660ミリ
全幅 1,680ミリ
全高(ハンドルまで) 1,450ミリ
軸距 1.538ミリ
最低地上高 455ミリ
輪距(前輪) 1,110〜1,362ミリ 4段階
輪距(後輪) 1,100〜1,500ミリ 8段階
タイヤ(前輪) 5.00-15(4プライ)
タイヤ(後輪) 11.2/10-28(4プライ)
重量 1,550キロ
三点リンク カテゴリー1
変速段数 前進6段 後進2段
主クラッチ 乾式単板式
駆動方式 後輪駆動
差動方式 デファレンシャルギア式
制動装置 一系統左右独立(連結装置つき)内部拡張環機械式
作業機昇降装置 油圧式
最小回転半径 2.1メートル
PTO 規格DIN,SAE規格1 3/8(インチ)
ロータリ 1.560ミリ(約5.2尺)
★エンジン
名称 D1500
形式 立形水冷4サイクルディーゼル
シリンダ内径×行程 85×88ミリ
シリンダ数 3
総行程容積 1,498cc
出力 27馬力 2,500回転/分
燃焼室形式 球形燃焼室式
使用燃料 クボタディーゼル重油またはディーゼル軽油
燃料タンク容量 34ℓ
潤滑形式 ギヤポンプ全自動圧送式(強制潤滑方式)
冷却方式 加圧ラジエター式
始動方式 セルスターター式(グロープラグつき)
★速度
前進1速 1.37キロメートル/時
前進2速 2.04
前進3速 2.97
前進4速 4.42
前進5速 6.85
前進6速 14.83
後進1速 1.77
後進2速 3.84

L27関係の過去記事を少し・・・

手持ちの資料でL27は農380号とわかっています。60年代前半なので農耕用軽自動車表記だと思います。シートに記入するとこうなります。
手持ちの資料でL27は農380号とわかっています。60年代前半なので農耕用軽自動車表記だと思います。シートに記入するとこうなります。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

簡単ですみません。カートの方がイメージで2週間ほど遅れていて、かなりヤバイ状態です。少しこっちに力を入れたいと思います。それではまた明日!(あしたもあっさりしていると思います)

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