多分1963年型式認定。ダイキン耕うん機K42/K62/KC72「朝1

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毎日サクッとネットオークションの写真で「朝1分の農機考古学」。『スキマを埋めて日本農機の流れを把握!「運輸省型式認定番号」』シリーズ。今朝は手持ちの資料とネット画像で、1963年の型式認定と思われるダイキンの耕うん機3種を追加です。当時は小型特殊自動車ではなく、農耕用軽自動車型式認定と呼ばれていました。

空冷エンジンですからダイキン耕耘機K42かK62なのでしょう。めちゃくちゃかっこいい写真です。昨日に引き続きやはり金赤とオリーブの2色ツートン。1960年代はどのメーカーもこの色の組み合わせだったのでしょうか・・・なぜ申し合わせたようにこの色だったのか興味深いです。建機が黄色かオレンジのような、そんなジンクスかお約束みたいなものが存在したのでしょうか?
空冷エンジンですからダイキン耕耘機K42かK62なのでしょう。めちゃくちゃかっこいい写真です。昨日に引き続きやはり金赤とオリーブの2色ツートン。1960年代はどのメーカーもこの色の組み合わせだったのでしょうか・・・なぜ申し合わせたようにこの色だったのか興味深いです。建機が黄色かオレンジのような、そんなジンクスかお約束みたいなものが存在したのでしょうか?
こちらはダイキン耕耘機K42です。ダイキンは大阪金属工業株式会社の愛称?だったのですね。
こちらはダイキン耕耘機K42です。ダイキンは大阪金属工業株式会社の愛称?だったのですね。
そしてこちらはダイキン耕耘機KC72です。センタードライブのロータリー付きだとKC72で、サイドドライブのロータリー付きだとKS72という名前になるみたいです。
そしてこちらはダイキン耕耘機KC72です。センタードライブのロータリー付きだとKC72で、サイドドライブのロータリー付きだとKS72という名前になるみたいです。
そしてダイキン耕耘機K62は下右の写真です。ダイキンの農機は以前紐苗式の田植機を紹介しました。
そしてダイキン耕耘機K62は下右の写真です。ダイキンの農機は以前紐苗式の、ダイキン・ヤンマー田植機を紹介しました。
コンバインもそうですが、田植機もトラクターに比べて歴史が浅いのに、古い機械が現存していず、資料も少ないです。
60年近く前のカタログで、写真は若干古臭いですが、作りとしては今のカタログとそんなに変わりません。
60年近く前のカタログで、写真は若干古臭いですが、作りとしては今のカタログとそんなに変わりません。
単にエンジンにライトを付け、カバーをかけたものを載せただけなのに、一つのカタマリとしての「耕耘機」として見えるのが面白いです。ダイキンの耕耘機は、このカタログによるとダイキンエンジン何種類かの中から選べたようです。つまり、別々の製品を組み合わせて一つの「耕耘機」という商品が構成されていました。
単にエンジンにライトを付け、カバーをかけたものを載せただけなのに、一つのカタマリとしての「耕耘機」として見えるのが面白いです。ダイキンの耕耘機は、このカタログによるとダイキンエンジン何種類かの中から選べたようです。つまり、別々の製品を組み合わせて一つの「耕耘機」という商品が構成されていました。
きっと載せようと思えば他社のエンジンも載せられたでしょう。エンジンメーカーではない会社は儲けが薄かったでしょうね・・・
きっと載せようと思えば他社のエンジンも載せられたでしょう。エンジンメーカーではない会社は儲けが薄かったでしょうね・・・
表紙はカラー、ページ数も多く、当時としては豪華なカタログだったのでしょうね・・・
表紙はカラー、ページ数も多く、当時としては豪華なカタログだったのでしょうね・・・
資料と付き合わせて番号を見つけました。K42が農356号、KC72が農357号、K62が農358号です。奇しくも360まで数字がつながりました。認定年はおそらく1963年。表記は軽自動車だったはずです。
資料と付き合わせて番号を見つけました。K42が農356号、KC72が農357号、K62が農358号です。奇しくも360まで数字がつながりました。認定年はおそらく1963年。表記は軽自動車だったはずです。

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』に追記しました

『農機の運輸省型式認定番号一覧表』を固定ページで公開しました。一番上のメニューから入れるようにしています。これから新しく運輸省型式認定番号を発見するたびに追記することにします。

(ほぼ同時に英語版の一覧表も公開しています)← Click here for the English version.

追記:今まで一部の環境ではテキストが読めなかったということがわかったので修正しました。スマホでも読めるようになったと思うのですが、もし読めない場合はコメント欄でもメールでも構いませんので連絡をください。お願いします!

1960年代の農機は、今となっては表立っては存在していないメーカーが多数番号上に連なっています。きっと多様でエネルギッシュな時代だったことでしょう。博物館に展示されているものでなく、実際に働いていたところを見てみたいものです。

今朝はここまで・・・それではまた明日!

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