投稿日: 2022年2月5日2022年2月5日 投稿者: nora’73年or’74年認定コマツインター272L持主による「撮りトラ」今朝は昨日の続きで、僕としてはインターナショナルの運輸省型式認定番号を初めて確認した、コマツインター272Lを持ち主の弥太郎さん(ありがとうございます!)の「撮りトラ」でお送りします。改めて確認すると、当時のトラクターのスタイルは各社それぞれ。その中でもさすがに外国由来のデザイン、どの会社のトラクターとも似ていないのでした。正面から見た顔は各社違うんですけど、横から見たシルエットは結構この目の周りが飛び出して顎が引っ込んだ逆スラントの形ですね。例外はシバウラの角ダルマくらいで、この流れはかなり先まで続きます。(80年代になるとスラントしたシルエットも出てきますけど)コマツインター272Lのスペックをおさらいしますと、2気筒1302ccディーゼル、27馬力/2400rpmでした。 以前272の写真を他の方に送ってもらったことがありました。Lかどうかわかりませんけど・・・インターナショナルからの、『お・ね・が・い 』と、コマツインター276「昔のカタログシリーズ&撮りトラ」この時の記事はこちら。こういうカタログも紹介していました。インターナショナル272|27PS| 仕様(読みにくいので間違っているかもしれません) 型式 立形4サイクルディーゼル 気筒数 2 定格出力 27PS/2400rpm 総排気量 1.302cc 始動方式 セルスタータ あとは潰れてしまって読めません以前別にこういうカタログも紹介していました。コマツインター272Lは2気筒1302ccディーゼル、27馬力/2400rpmでした。272と272Lの違いは、ここを見る限り272Lの方が全長と全幅が大きいということしかわかりません。タイムトラベルは楽し・・・KIMCO676その5・・・撮りカタこの画像はこちらの記事から・・・どこのエンジンですかねぇ・・・コマツインターには色々載っていて、マツダとか日産とか色々あるみたいですけど、2気筒ですからね。272の先輩にあたるとしたらこれでしょうか・・・コマツインター232(23PS) 過去の投稿から・・・土に還りそうですが、コマツインター232です。●20馬力級中型ロータリートラクターの決定版です。とあります。そして昨日も紹介しましたけどこれが初めてのインター型式認定番号です。驚きのシール形式。しかも、透明シールです。各社、これまでなんとなく似通った大きさ、表示方法を取っていましたが、これで表示自体はどんな方法でもOKだった・・・というか、表示しなくても、しても良い自主的自由方式だったということが判明しました。(何となくそうじゃないかな・・・とは思ってましたけど)注目の運輸省型式認定番号は小型特殊自動車運輸省型式認定番号 農841インターナショナル 272Lと書いてあるはずです。で、前も書きましたけど、このコマツロゴ入りボルト・・・これですね以前戦車学校で見た74式自走105mm榴弾砲には・・・同じようにボルトにコマツマークが入っていました。兵器とトラクター・・・関係ないようでいて今も昔もずっと関わりがあるのです。能力を活かすも殺すも使う人次第。戦争に行ったブルドーザー、コマツ均土機G40「撮りブル@日本を変えた千の技術博」ちょっと興味があってヒマな方はこの記事や、絵本から入って最終的に戦争に行ったトラクターの話となった長い長いリンクをたどってみてください。とりとめなくなっちゃいました。今日はこの辺りで・・・それではまた明日!上の記事とゆるく関連しているほかの記事:インターの認定番号は初!’73か’74認定コマツインターIH272Lインターナショナル676・・・撮りトラ様々な年代のロゴが混在。コマツインターIH232持主さんの「撮りトラ」こちらもコマツインターナショナルじゃないかなぁ・・・多分INTERNATIONAL884「撮りトラ」ACHTUNG! コマツインターナショナルD-219・・・「撮りトラ@土の館」貴重な500番台!1967年型式認定コマツIH232「朝1分の・・・」
弥太郎さん おはようございます トラクターに物語があって(この場合はエンジンですけど) さらには使う人との間に物語ができると愛せますよねぇ・・・機械は機械なのですけど、きっと使う人との物語も含めて 佇まいのに現れるのが使い込まれた機械なのでしょうね そこが新車を見るのとは違うところだと思います
noraさん こんにちは 272Lについてもう少し語らせてください。 エンジンですが、セルモーターの修理の際にコマツ汎用型2気筒エンジンと確認しました。このエンジンにはもうひとつの開発秘話があります。(当時272を販売していたオヤジさんの話)このエンジン南極観測隊が南極で使うために当時のコマツが北海道でそうとう作りこみをして開発したエンジンだそうです。この辺ではバッテリーがしっかりしていればどんなに寒くても一発で始動します。 堅牢です。私一度エンジン焼いてますオヤジさんいわく「このエンジンこのぐらいではこわれない」すぐに復帰今も使ってます。 当時では抜きに出たトラクターだったかも・?
弥太郎さん こんにちは 違いはタイヤサイズ なるほど!カタログには・・・272F 5.00-15-4p R 11.2/10-24-4p272LF 5.50-16-4p R 12.4/11-28-4pとなっていて、Lの方が大きなタイヤです そのせいでLの方が大きかったのですね!!
IH272と272Lのちがいは後輪のサイズが違います。 私が思うに272は稲作農家用に、272Lは水田酪農家用にあるいは重量物を牽引する農家用にそんな意図で販売されていたのではと想像しています。40馬力級のトラクターと同じ後輪を付けた272Lはプラウなどはよく引きます。 ブレーキも機械式ではありません。 エンジンはコマツの汎用型2気筒エンジンだと思います。
弥太郎さん おはようございます
トラクターに物語があって(この場合はエンジンですけど)
さらには使う人との間に物語ができると愛せますよねぇ・・・
機械は機械なのですけど、きっと使う人との物語も含めて
佇まいのに現れるのが使い込まれた機械なのでしょうね
そこが新車を見るのとは違うところだと思います
noraさん こんにちは
272Lについてもう少し語らせてください。
エンジンですが、セルモーターの修理の際にコマツ汎用型2気筒エンジンと確認しました。このエンジンにはもうひとつの開発秘話があります。(当時272を販売していたオヤジさんの話)このエンジン南極観測隊が南極で使うために当時のコマツが北海道でそうとう作りこみをして開発したエンジンだそうです。この辺ではバッテリーがしっかりしていればどんなに寒くても一発で始動します。
堅牢です。私一度エンジン焼いてますオヤジさんいわく「このエンジンこのぐらいではこわれない」すぐに復帰今も使ってます。
当時では抜きに出たトラクターだったかも・?
弥太郎さん こんにちは
違いはタイヤサイズ なるほど!
カタログには・・・
272
F 5.00-15-4p
R 11.2/10-24-4p
272L
F 5.50-16-4p
R 12.4/11-28-4p
となっていて、Lの方が大きなタイヤです
そのせいでLの方が大きかったのですね!!
IH272と272Lのちがいは後輪のサイズが違います。
私が思うに272は稲作農家用に、272Lは水田酪農家用にあるいは重量物を牽引する農家用にそんな意図で販売されていたのではと想像しています。40馬力級のトラクターと同じ後輪を付けた272Lはプラウなどはよく引きます。
ブレーキも機械式ではありません。
エンジンはコマツの汎用型2気筒エンジンだと思います。