シバウラSK151形の誕生は1972-1973年あたり「撮ってもらって撮りトラ」

PVアクセスランキング にほんブログ村

今日はShioikaさんに撮ってもらった、シバウラの耕耘機SK151形で『古いトラクターの生まれを推定する手がかり、運輸省型式認定番号!』シリーズです。

(Shioikaさん、いつもきれいな写真ありがとうございます!!)運輸省型式認定番号は農800号とキリの良い番号。この数字は前後から想像するに同級生がたくさんいる1976年1977年、比較的多めの1975年より少し前、1972年から1973年のものと思われます。

シバウラSK151形

シバウラSK151です。フレームにピタッと納まって気持がいい写真・・・機体もプラスチッキーな部分がなく、鉄分多めで好みです。(さすが800番台!)
シバウラSK151です。フレームにピタッと納まって気持がいい写真・・・機体もプラスチッキーな部分がなく、鉄分多めで好みです。(さすが800番台!)
ちゃんと同じ角度の反対側を見せてくれています。メッキのヒートガードがいいですよね!そういえば、アチアチの部分ってどうしてメッキが多いのでしょう?(一部黒の艶消しだったりしますが)あ!普通の塗料だと焼けちゃうからか!
ちゃんと同じ角度の反対側を見せてくれています。メッキのヒートガードがいいですよね!そういえば、アチアチの部分ってどうしてメッキが多いのでしょう?(一部黒の艶消しだったりしますが)あ!普通の塗料だと焼けちゃうからか!
お名前はこちらに書かれています。
お名前はこちらに書かれています。
ロータリーと重量バランスを取る形でエンジンが前方にセットされているのがよくわかります。
ロータリーと重量バランスを取る形でエンジンが前方にセットされているのがよくわかります。
それでは足りずに燃料タンクを前にずらし、さらに前方におもりを配置するようになっています。そのおもり、専用品なのかスッキリと納まっています。
それでは足りずに燃料タンクを前にずらし、さらに前方におもりを配置するようになっています。そのおもり、専用品なのかスッキリと納まっています。
わざわざおもりを1つ外し「シバウラ」を見せてくれています。
わざわざおもりを1つ外し「シバウラ」を見せてくれています。

肝心の運輸省型式認定番号は

農800号です。
農800号です。
このようになります。
このようになります。

農800号は1974年以前を表す農881号より前の番号ですし、1972年のヰセキTS2800と1973年のヰセキTS2500に挟まれる形となっています。

ですからシバウラSK151形は1974〜1972年の生まれ、その中でも1972年・1973年生まれのどちらかでしょう。

エンジンは?

ちゃんとそこも見せてくれています。172ccのシバウラガソリンエンジン。GED18SもしくはGED18R型エンジン。連続定格が同じ排気量でも型番により3馬力/3600rpm・3馬力/1800rpmと大きく違うのはどういうことなのでしょう?
ちゃんとそこも見せてくれています。172ccのシバウラガソリンエンジン。GED18SもしくはGED18R型エンジン。連続定格が同じ排気量でも型番により3馬力/3600rpm・3馬力/1800rpmと大きく違うのはどういうことなのでしょう?

さらに・・・

ネットを探してみるとSK151形のエンジンには色々種類があることがわかりました。 182ccで定格が3.5馬力のGEF18S/GEF18Rエンジンは、同馬力を同じく3600回転と1800回転で発生させています。
ネットを探してみるとSK151形のエンジンには色々種類があることがわかりました。 182ccで定格が3.5馬力のGEF18S/GEF18Rエンジンは、同馬力を同じく3600回転と1800回転で発生させています。
また、こちらの223ccの定格が4.5馬力のGED22SE/GED22REエンジンは、同馬力を同じく3600回転と1800回転で発生させています。
また、こちらの223ccの定格が4.5馬力のGED22SE/GED22REエンジンは、同馬力を同じく3600回転と1800回転で発生させています。

同じSK151形でも172cc 3馬力、182cc 3.5馬力、223cc 4.5馬力と、排気量や馬力の違うエンジンが載っているものがあるというわけなんです。

エンジンの型番がだんだんゴチャゴチャしていくのを見ると、名前がシンプルな172ccのGED18SもしくはGED18Rエンジンが一番古そうに思えます。

ロータリーには関東農機の名前が・・・アタッチメントだけか、それとも全部を関東農機が作っているということかもしれませんね。
ロータリーには関東農機の名前が・・・アタッチメントだけか、それとも全部を関東農機が作っているということかもしれませんね。
最後がこの写真になってしまいました。燃料タンク。シバウラの古いロゴが見えていますね!
最後がこの写真になってしまいました。燃料タンク。シバウラの古いロゴが見えていますね!

そういえばこの関係で検索をしていて、シバウラのプレスリリースでこんなものを見つけました。

カタログ・取扱説明書・パーツリストのダウンロードページをOPEN
2008年5月27日
株式会社IHIシバウラ
シバウラ製品のカタログ・取扱説明書・パーツリストのダウンロードページをOPEN致しました。これまで、サービスパーツサイトからしか見ることのできなかった取扱説明書・パーツリストを順次公開していきます。 

シバウラプレスリリース

2008年から取り組んでいたとは気がつきませんでした。まだ数は少ないですが、昔のカタログなどもここで見られるようになりそうです。楽しみですね!

今日はこんなところです。また明日!

上の記事とゆるく関連しているほかの記事:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。